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科学ライブショー「ユニバース」スタッフによるライブショーの紹介と感想。スタッフから見た「ユニバース」。1月21日@科学技術館の記事。

2017年01月21日

1月21日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
宇津巻竜也さん(高エネルギー加速器研究機構)をゲストにお迎えしてお送りしました。

今回は「太陽系の姿」から始まり、惑星を順番に紹介した後、今日の太陽の様子を
紹介しました。続く「本日の星空」では、冬の星座であるオリオン座のベテルギウスや
リゲル、おうし座のアルデバランやおおいぬ座シリウスなど冬の代表的な一等星や
星座について紹介しました。その後「ゲストコーナー」を挟んで、銀河へと飛び出し,
宇宙の大規模構造を見た後一気に地球まで戻ってライブショーを終えました。

「ゲストコーナー」では、宇津巻竜也さん(高エネルギー加速器研究機構)をお招きし、
「J-PARCってどんなとこ?-陽子のビームで世界を拓く-」という題で
お話しいただきました。
J-PARCとは、Japan Proton Accelerator Research Complexの略称で、
日本語では大強度陽子加速施設と呼ばれている、茨城県東海村にある研究施設です。
今回、宇津巻さんにこの施設について紹介いただきました。そもそも加速器とは、
荷電粒子を電気の力で加速する装置のことで、J-PARCでは高速度となった陽子を
標的に衝突させたときに生まれる二次粒子を使って研究することを目的としています。
J-PARCでは、車で移動する必要があるほど広大な敷地に、3つの加速器と3つの
研究施設を設置し、研究を行っているんですね。
それぞれを詳しく紹介していただきました。
第一の加速器であるLINAC。これは水素をプラズマ化し光速の70%まで加速させます。
第二の加速器RCSは一周350mで、内部の映像を紹介しました。普段は入れないそうです。
最後のMRでは光速の99.5%まで加速させます。加速器で得られる出力はなんと1MW!
(参考までに、ガンダムのビームライフルは1. 9MWで、まだまだガンダムには
追いつかないそうです。)
研究施設では、加速した陽子を標的に衝突させ、様々な二次粒子を発生させます。
ミュオンや中性子を使って研究している物質・生命科学実験施設や、最先端の物理の
研究を行っているハドロン実験施設、ニュートリノを発生させてスーパーカミオカンデに
送り、2015年にノーベル賞を受賞された梶田さんの「ニュートリノ振動」の精密測定を
行っているニュートリノ実験施設など、様々な研究を行っているんですね。夏には
一般公開もあるそうで、興味のある方は是非訪れてみてください。
今後のJ-PARCの活躍に注目です!

科学ライブショー「ユニバース」では、毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへとお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 1月21日 | 科学技術館ユニバース

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