Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2008年02月23日

2月23日@科学技術館

本日は過ごしやすい陽気に恵まれました。花粉症の方には辛い時期かもしれません。
「ライブ天体観測」では、シカゴにあるヤーキス天文台のビビアンさんから土星の写真を送ってもらいました。土星の輪や衛星をはっきりと見ることができました。

「ゲストコーナー」では、JAXAの海老沢研さんに「宇宙とX線と相対性理論」と題してお話をしていただきました。光には、可視光だけでなく、人の目には見えない紫外線や赤外線が存在します。X線はレントゲン検査で知っている人がいるかもしれませんね。高温の物体は光を出すのですが、一千万度程度になるとX線が出てきます。しかし、X線は大気に遮られてしまうため、地上には届かず宇宙に望遠鏡を打ち上げないと観測することができません。ところで、相対性理論は光速に近い速さで運動しているときや重力が大きいときなど、どちらも身近では起こりにくい現象を記述するものです。しかし、宇宙ではこのような現象が起きていて、相対性理論が不可欠です。その一つとしてブラックホールがあります。ブラックホールの強い重力によってその近くにある星から物質が落ちてゆき、それは光速に近い速度となります。「物質が落ちる時の速度が光速になるほど重力の強い天体」がブラックホールと考えても構いません。物質は渦を巻いて落ちていくので、ブラックホールの周りに円盤ができます。その円盤が光速に近い速さで回っていて、その内部の摩擦熱で円盤は1000万度以上の高温になり、X線が放出されます。このX線を詳しく観測することにより、ブラックホールの回転速度や重力の強さ、質量などが分かるそうです。X線の天文学で、ブラックホールの解明が進むといいですね。

図:ヤーキス天文台から送られてきた土星の画像

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月23日

2008年02月16日

2月16日@科学技術館

本日は、太陽系のさまざまなお話をしました。
まず「太陽系の姿」で、太陽系の8つの惑星を紹介しました。地球などの太陽系の惑星は、重力があるために太陽の周りを回っています。もし、その太陽がなくなったら、太陽の周りを回っている惑星は宇宙のどこかに飛んで行ってしまうし、もし、地球の太陽の周りを今より速く周っていたら、地球は今とは異なったところを周ります。

さらに、地球に目を向けて、地球がもし100cmの球だったらという話もしました。特に、淡水はビール瓶1本分で、さらに私たちの飲める水はスプーン一杯しかありません。予想以上に私たちの飲める水は少ないのですね。太陽があり、地球がちょうど良い速さで回っているために、私たちはちょうど良い環境で生きていられます。しかし、その中でも地球の資源はほんの少ししかないことが分かりました。地球の大切さを実感しますね。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月16日

2008年02月09日

2月9日@科学技術館

今日はとても寒く、科学技術館周辺でもちらほら雪が降っていました。「ライブ天体観測」で使わせていただいている望遠鏡があるシカゴのヤーキスでも雪が降り積もっているそうです。そのため、天文台のビビアンさんには今週中に撮っておいていただいたかに座などの写真を送っていただきました。
「太陽系の姿」では、天文に興味のあるお客様が多く、出てきたたくさんの質問から、冥王星や惑星のサイズ、神話の話など、多岐にわたるお話が繰り広げられました。
また、本日二回目の上映の「太陽系の姿」「銀河宇宙の世界」では、それぞれ重力の働きを見るシュミレーションを行いました。重力の大きさによって惑星の軌道や銀河の形は変わります。どう変わるのかユニバースの上演や図鑑で確認してみてくださいね。
「ゲストコーナー」では柳瀬 亘さん(東京大学)に「冬に考える台風のふしぎ」というタイトルで台風について解説して頂きました。台風のなかまは場所によって名称やうずの方向が変わるそうです。うずの方向が変わるのは自転の影響が関係していて、自転の影響が少ない赤道付近では台風のなかまは作られないそうです。台風が出来るためにはそのほかにも高い海の温度が必要で、そのため冬には台風の発生が少ないそうです。しかし実際には冬にもいくつか台風は発生しているそうなので、世界の天気地図から台風を探してみてくださいね。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月 9日

2008年02月02日

2月2日@科学技術館

「太陽系の姿」では太陽系の惑星や今晩地上から見える星空を紹介しました。皆さんは冬の星座といえば何を思い浮かべますか?最も有名な冬の星座はオリオン座でしょうか。午後8時ごろ南の空を見上げると見つけることが出来ます。オリオンのベルトである真ん中の三ツ星を目印にすると探しやすいです。三ツ星の左上に赤い星のベテルギウス、右下に青白い星のリゲルがあります。いずれもオリオン座の星です。また、おおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオン、オリオン座のリゲルを結ぶと冬の大三角になります。オリオン座の上に火星が赤く輝いています。これから火星は地球から遠ざかるので暗くなっていきます。今のうちに見ておいてはいかがでしょうか。


「ゲストコーナー」では、東京大学の宮原ひろ子さんにお越し頂き「屋久杉を使って昔の太陽の活動を調べる」という題でお話して下さいました。2006年9月に太陽観測衛星「ひので」が宇宙航空研究開発機構により打ち上げられました。「ひので」によって太陽の様々な活動を知ることが出来るようになりました。太陽の活動を知るには黒点の数を数えるのが簡単で、これにより11年周期で太陽の活動が活発になる事が分かっています。望遠鏡はおよそ400年前に発明されました。それから太陽の観測が始まったとして、それ以前の太陽の活動の様子はどうだったのでしょうか?この疑問を解決するのが屋久杉を使って太陽の活動を調べる方法です。木の年輪は一年で一枚増えます。年輪を1枚1枚剥がして、炭素14の量を分析すると太陽の活動が活発だったのかそうでないのかが分かります。屋久島には樹齢2000年を超える屋久杉もあるので、2000年前からの太陽の活動を知ることが出来ますね。

図:午後8時の南の空・こいぬ座のプロキオン、オリオン座のリゲル、そしてオリオン座の上に火星が見えます。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月 2日

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