Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2012年04月28日

4月28日@科学技術館

ゴールデンウィークも始まり科学技術館内もにぎわって
まいりました。本日はゲストの村田健史さん(情報通信
研究機構)にお越しいただき、案内役を片岡龍峰(東京工業
大学)が務め、お送りいたしました。

本日はアメリカのヤーキス天文台のビビアンさんと電話を繋ぎ
「ライブ天体観測」を行いました。金星、M5、M101などの
画像を送っていただきました。地球から見る星の形といえば丸を
想像するかと思いますが、望遠鏡で金星を見ると、なんと
三日月のように欠けて見えます。M101はおおぐま座、北斗
七星の近くにある渦巻銀河です。きれいな渦巻なので
「回転花火銀河」とも呼ばれています。


venus.png
図:金星
m5.png
図:球状星団(M5)
m101.png
図:回転花火銀河(M101)


次にオーロラの3D映像をお楽しみおただきました。これらの
映像は実際に観測で得られたデータを使っています。国際
宇宙ステーションからのオーロラ映像や世界で初めての立体
オーロラ映像、オーロラ爆発などをご覧いただきました。
国際宇宙ステーションから見るオーロラ映像は宇宙と大気の
境目がはっきりと分かる、とても感動的な映像となっております。

最後に「ゲストコーナー」では「3次元コンピューター
グラフィックスで見る宇宙天気シミュレーション」と
題しまして、村田さんにお話ししていただきました。
宇宙天気予報というものを皆さん、ご存じですか。
太陽の活動が活発になって太陽フレアと呼ばれる爆発現象
などが起きると地球での私たちの活動に様々な影響がでます。
太陽を観測することでこれを予測しようというのが宇宙天気
予報です。観測の対象は太陽だけではなく、オーロラもその
1つです。オーロラは太陽から吹く風の様子を教えてくれます。
ところで、オーロラを見るのに必要なものとは何でしょうか。
答えは地球の磁気圏と電離圏の両方が関係しています。
太陽系で、この2つの条件が当てはまる惑星には、地球以外にも
木星、土星などがあるそうです。

またスーパーコンピュータの話もしていただきました。スーパー
コンピュータを使うことで、直接観測することができない現象を
みることができます。現在、世界で一番早いスーパーコンピューターを
作っているのは日本です。このスーパーコンピューターは「京」といい、
一秒間に1京回の計算ができるそうです。小学生のみなさんも10問の
計算を何秒で解ききるかチャレンジしました。その結果が30秒から
40秒かかったので、このスーパーコンピューターの処理の速さが
分かりますね。「京」スーパーコンピューターを超える「垓」スーパー
コンピューターが生まれる日も近いかもしれません。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月28日

2012年04月21日

4月21日@科学技術館

本日の科学ライブショーユニバースは亀谷和久(東京理科大)が案内役を務め、
纐纈慎也(こうけつしんや)さん(海洋研究開発機構(JAMSTEC))をゲストとして
お招きしてお届けしました。

来る5月21日(月)の朝、日本で金環日食を観ることができます。日食が
始まると、太陽は右上から欠けていきます。そして、東京では7時31分ごろ
から約5分間、太陽が月から少しはみ出る金環日食独特のリングを観る
ことができます。日食には、金環日食と皆既日食がありますが、なぜ
2種類の日食があるのでしょうか?月の軌道は円ではなく、楕円である
ため地球と月との間の距離は変わります。そのため、地球と月との距離が
遠いとき金環日食が起こり、近いとき皆既日食が起こります。なお、太陽を
直接目で観ることは危険ですので、おやめ下さい。市販されている
日食用の眼鏡を購入して観察しましょう。

本日の「ゲストコーナー」は「海洋深層の変化を探る」というタイトルで
お送りいたしました。地球温暖化が問題となっていますが、これは地球に
入ってくる熱と出ていく熱のバランスの崩れから起こります。入ってくる
熱は、大気や陸地や海に吸収され蓄積されます。そのうち、大気や陸地が
吸収する熱よりも、海が吸収する熱の方がはるかに多いそうです。
纐纈さんは海の深いところに熱がどのように吸収されるかを調査しています。
これまで、海での熱の吸収は、水深の浅いところでしか測られていません
でした。これに対して、纐纈さんたちの調査によって4000mより深い海でも
水温が上昇していることがわかりました。さらに、深層海流により南極の方
から水温が上昇していることもわかったそうです。このように、海が地球に
入ってくる熱を吸収してくれることによって、地球の急激な気温変化を
防いでくれています。海の重要性を改めて感じさせてくださいました。

最後に本日で、ユニバースは16周年を迎えることができました。
これも皆様のおかげです。何度でも見たくなるショーをお届けできるよう
精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月21日

2012年04月14日

4月14日@科学技術館

本日のライブショーでは伊藤哲也(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストには野澤恵先生(茨城大学)にお越し頂きました。

まず始めに本日の星空をご覧いただき、金星や木星、土星などの
惑星や、しし座、おとめ座などの春の星座を紹介しました。

次に、「ライブ天体観測」ではシカゴのヤーキス天文台のビビアン
さんが撮影した土星、M3、M81、M82を紹介し、球状星団や渦巻き
銀河について解説を行いました。


saturn.png
図:土星
m3.png
図:球状星団(M3)
m81.png
図:ボーデの銀河(M81)
m82.png
図:葉巻銀河(M82)

「ゲストコーナー」では野澤先生から「最近の太陽についての話題」
としてお話しいただきました。野澤先生は4月16日からの科学技術
週間に合わせ、全国で配布されるポスター「一家に一枚『太陽』」
を製作されました。この「一家に一枚『太陽』」には5月21日の金環
日食の説明をはじめとして、最新の太陽の観測成果による太陽の
構造や現象についてや、太陽と私たちの関係についても記載されて
います。お客様にこのポスターを配布するとともに、概要について
ご説明いただきました。金環日食については目を傷めないための
観察方法
の注意点を強調されていました。日食の時間帯が通勤・
通学時間に当たりますので、見るのに夢中になって交通事故が
起こらないように、というお話もありました。金環日食日本委員会の
ウェブページ
もご覧ください。

このポスターは、様々な内容が含まれており、すべてを短時間で
説明していただくことはできません。ぜひ皆さんには、自宅の壁に
貼っていただき、じっくりと読み込んでいただきたいと思います。

科学ライブショー「ユニバース」では、毎週土曜日に
様々なコンテンツを用意しております。ご来館の際は、
ぜひお立ち寄りください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月14日

2012年04月07日

4月7日@科学技術館

本日の科学ライブショーユニバースは矢治健太郎(立教大学)を
案内役として、ゲストに今村剛さん(JAXA/ISAS)をお迎えして
お届けしました。

まず、「太陽系の姿」のコーナーでは太陽系内を飛び回りながら
惑星を太陽から近い順に紹介しました。3月から4月にかけての
金星と木星の位置関係や、満月となる今日の太陽、地球、月の
位置関係を確認しました。今回は日本ではなくサウジアラビアの
ジェッダに着陸し、星空の様子をお届けしました。緯度の違いによる
天体の見える位置の違いもみることができました。

「ゲストコーナー」では、JAXA/ISASの今村剛さんに金星探査機
「あかつき」についてお話いただきました。あかつきの今の状態と
これからの金星探査についての計画をご紹介いただきました。
メインエンジンの故障で出力の弱い姿勢制御用のエンジンで軌道に
乗せなければなりません。そのためになんと酸化剤を宇宙空間に
放出することで65kgものダイエットに成功しなんとか軌道に
乗せることが出来そうです。金星の公転軌道に近い軌道に乗った
あかつきが無事に金星の探査を行うことができるのか、2015年が
楽しみですね。

科学ライブショー「ユニバース」では、毎回違った内容を
お送りしていますので、お花見だけでなくシンラドームにも
お越し下さい。今の時期、近隣の桜も綺麗に咲いていますので
科学技術館までの行き帰りもお楽しみ頂けると思います。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月 7日

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