Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2012年06月30日

6月30日@科学技術館

 本日の科学ライブショー「ユニバース」は野本知理(千葉大学)
を案内役、ゲストに塩田大幸先生(理化学研究所)をお迎えして
お届けしました。

はじめに、「分子の世界」のコーナーでは私たちの身近な物質が
どのように構成されているのかを紹介しました。
ここでは特に食塩(塩化ナトリウム)に注目し、温度を上げたり
下げたりすることで塩化ナトリウムの分子に起こる変化を説明
しました。

「太陽系の姿」のコーナーでは、もし地球が太陽を公転する速さ
が現在よりも速くなった場合、太陽の周りを1周するのにかかる時間は
どう変化するか。また、もしも太陽が増えたら?という
シミュレーションを行い、太陽系の天体の動きを確かめて頂きました。

本日の「ゲストコーナー」は塩田大幸先生(理化学研究所)に
お越し頂き、「『ひので』で観測した太陽極域磁場の反転」に
ついてお話をして頂きました。
「ひので」は2006年9月に打ち上げられた太陽観測衛星で、
搭載されている望遠鏡により太陽極域の磁場観測を行って
います。太陽の北極と南極はN極とS極の対になっています。
この極性は、黒点の数が最大の時に反転するということを繰り返してきました。
2008年頃から北極のS極成分が減り始めましたが、南極にはあまり
変化がありません。このため、太陽はこれまでにない4重極構造に
なりつつあるそうです。これによる地球への影響が気になりますね。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週土曜日に様々な分野の
案内役とゲストが上演を行っています。これからだんだんと暑く
なりますが、是非科学技術館へお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 6月30日

2012年06月23日

6月23日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、案内役を亀谷和久が務め、
ゲストに立教大学の亀田真吾さんに出演していただきました。

まず、3Dメガネによる立体視で、「太陽系の姿」をご覧いただきました。
ご来場いただいたお客様と、地球から近い水星から順に、
“惑星当てクイズ”を実施しました。ご参加いただいた皆様には、
素敵なお土産を用意しております。もしご来場の際は、
ぜひ積極的に手を挙げてご参加ください。

次に「ゲストコーナー」では、立教大学の亀田真吾さんに
「水星観測の現場から」というタイトルでお話いただきました。
今回は水星観測の現地であるハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂からの
ご出演でした。
水星では太陽からの明るさは地球の約10倍で、昼間は400℃にもなるそうです。
また、地球と同じく磁場があるという特徴があるとのことでした。
2011年3月に、Messenger探査機が水星に到着しましたが、亀田さんは、
この探査機では観測が難しい水星の磁場と大気について、地上から観測を
実施しています。望遠鏡のある標高3000メートルの山頂から、研究内容に
ついて解説していただいたり、観測所の様子を見せていただいたりしました。
一回目の上演では、ちょうど日没を迎えており、美しい夕焼け映像を見せていた
だくこともできました。
ぜひ次回は会場に来ていただき、観測の成果を聞かせていただきたいですね!

また、「ライブ天体観測」のコーナーでは、ヤーキス天文台(シカゴ)のビビアン
さんと繋ぎました。
このコーナーは、日本とアメリカの時差を利用して、リアルタイムの天体観測を
実施する試みです。本日は、何十万個もの星が集まった球状星団“M3”と、
天の川銀河のような渦巻の形をした銀河“M51”の画像を送っていただき、
現地から生で解説していただきました。


M51.png
図:球状星団“M3”
2M51.png
図:子持ち銀河“M51”

最後に太陽系を飛び出し、宇宙の果てまで小旅行をお楽しみいただきました。

科学ライブショー「ユニバース」では、毎週案内役やゲストが変わり、
様々なテーマを設定しております。雨の多い梅雨の時期ですが、
土曜日に科学技術館へお越しの際は、ぜひ4F・シンラドームへ足をお運びください。
皆様のご来場をお待ちしております。

投稿者 ライブショーアシスタント : 6月23日

2012年06月16日

6月16日@科学技術館

本日のユニバースは大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、ゲストに
吉川真さん(JAXA)をお迎えしてお送りしました。

まず最初に「太陽系の姿」のコーナーです。現在の空の様子を映し出した
ところで案内人が「この科学技術館(東京都千代田区)では肉眼で
どのくらいの星が見えるでしょう?」とクイズを出しました。
1000個から1億個まで子ども達は、様々な答えを出してくれました。
では、正解は・・?
続いて、今夜9時の空に見える星々(夏の大三角・土星・火星など)
をご覧頂きました。

それから地球を飛び出して太陽系の惑星・イトカワなどの小惑星・・・
と飛び回り、今年35歳になる探査機ボイジャーがいる120天文単位
辺りまで行きました。ボイジャーはもうすぐ太陽系を脱出します!

次に「ゲストコーナー」では「はやぶさ帰還2周年を迎えて
-はやぶさ2への展開も-」と題しまして吉川真(JAXA)さんに
お話ししていただきました。

はやぶさ2は設計が終わり、現在製作段階に入っています。
はやぶさ2ではどんなミッションが行われるのでしょうか。
CG映像を見ながら説明していただきました。

はやぶさ2では大きさ900m程度の「1999 JU3」という小惑星から
表面の物質を採集します。
では、はやぶさ2ははやぶさ1とどのように違うのでしょうか?

 第一に、はやぶさ2のターゲットはその表面の物質に有機物を多く含む
小惑星であり、 生命の原材料物質(有機物質)を探ることを目的として
いることです。

 第二に、衝突装置というものによって、人工的に直径5mほどのクレーター
をつくり、小惑星の表面よりすこし内側の物質を採取することです。

はやぶさ2は2014年に打ち上げ予定です。あと2年ですね。
2018年に1999 JU3に到着、2020年に地球に戻ってくる予定です。
今からとても楽しみですね。

そして再び宇宙の旅へ。太陽系の外へ飛び出し、天の川銀河や様々な
銀河の姿を眺め、宇宙の果てまで飛んで行きました。最後に地球まで戻り、
科学技術館に無事着陸。約40分間の宇宙の旅でした。

投稿者 ライブショーアシスタント : 6月16日

2012年06月09日

6月9日@科学技術館

梅雨空のもと、大勢の方でにぎわう科学技術館で行われた
本日の科学ライブショーユニバースは伊藤哲也(国立天文台)が
務め、主に宇宙のお話をしました。

最初はもし今晩晴れたら見える季節の星座や惑星などを紹介
しました。おとめ座の一等星スピカの横で輝く土星は、ぜひとも
見ていただきたい一押し天体です。

その後、実際に今見ることのできる天体の画像をご紹介しました。
しかし館の外は昼間です。どうやったら星空を見ることができる
でしょうか? 正解は夜の時間帯の場所の人に写真を撮って
もらえばいいのです。科学ライブショー「ユニバース」では、アメリカ
シカゴ郊外にあるヤーキス天文台とインターネットで繋いて
今現在の星空を見ることができます。本日は、土星、子持ち銀河(M51)、
環状星雲(M57)の画像を紹介しました。


saturn.png
図:土星とその衛星
m51.png
図:子持ち銀河(M51)
m57.png
図:環状星雲(M57)

「ゲストコーナー」では立教大学の亀田真吾先生にお越し
いただき、「水星は謎だらけ? 日欧共同水星探査計画
ベピコロンボ」と題して、太陽系の惑星である水星に
ついて、お話をしていただきました。
太陽系8惑星の中で水星は最も小さい惑星で、木星や土星の
衛星には水星よりも大きなものもあります。さらに水星は
気温が最高で430℃にもなる天体です。水星には地球の
ように磁場があることがわかっています。地球の磁場に
太陽からの風、太陽風がぶつかるとオーロラが見られます。
一方、水星ではこの太陽風が地面にまで到達し、ごく薄い
大気を生成しているそうです。また、水星は探査機を送り
込むことが極めて難しい惑星としても知られています。
そのような中、NASAが打ち上げたMESSENGER探査機が
2011年3月に水星の周回軌道に到着しました。
MESSENGER探査機による観測で水星の南極や北極にある
クレーターの内側の常に日の当らない場所に、氷が残って
いる可能性があることが分かりました。また、水星の磁場が
水星の中心からずれて存在していることも確認されました。
しかし、MESSENGER探査機に搭載されている機器では
調べらないこともあります。亀田先生はハワイ・マウイ島の
ハレアカラ山にある望遠鏡でも水星の観測を行っています。
これまでは、太陽風の強さによって生成される水星大気の
量も変化すると思われていましたが、最近行なわれた
観測では大気の変動は太陽風の変動とあまり関係が無さそうに
見えているため、引き続き調査が続けられています。水星には
まだまだ謎が詰まっているのです。これらの謎を解明すべく、
2015年にはヨーロッパと日本の共同計画であるベピコロンボ
計画の探査機が打ち上げられます。この計画では両国で
それぞれ開発が進められている2機の探査機を組み合わせ
ロケットで打ち上げます。一緒に水星付近まで行ったのちに
分離し、それぞれ別の水星周回軌道に入って2機で観測する
予定です。軌道も観測目的も異なりますが、この2機の
データを組み合わせることで新たな事実がわかってくる
はずです。水星に到達するのは2022年の予定で、沢山の
謎を解くための長い旅はこれから始まろうとしています。

「ユニバース」では毎週さまざまな分野の案内役とゲストで
上演しております。これから梅雨に入り雨の日が続きますが、
ぜひお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 6月 9日

2012年06月02日

6月2日@科学技術館

本日の科学ライブショーユニバースは矢治健太郎(立教大学)を
案内役、ゲストに中桐正夫さん(国立天文台)をお迎えして
お届けしました。

始めに「太陽系の姿」では太陽系の惑星を一つ一つ紹介しました。
5/21の金環日食時の太陽、月、地球の位置もご覧頂き、ちもんず
メンバーが撮影した金環日食の動画を紹介しました。
今年は、金環日食だけでなく、6月4日には部分月食、そして、
6月6日には金星の太陽面通過を観ることができます。この太陽面
通過は前回は8年前に起こりましたが、次に見られるのは105年後
になってしまいます。この機会を逃さないようにしたいですね。

次に地上に降り、夜空に見える星座を紹介しました。
北斗七星やしし座、さそり座などの有名な星座や、スピカ、
デネボラ、アルクトゥルスを結んだ春の大三角を説明しました。

本日の「ゲストコーナー」は「国立天文台のアーカイブ」という
タイトルで中桐正夫さん(国立天文台)にお話しして頂きました。
アーカイブとは古い物を集めるという意味で、ここでは昔の様々な
天体望遠鏡について紹介していただきました。
東京都の三鷹市にある国立天文台は江戸時代の浅草天文台が発祥
であり、よりよい観測環境を求めて東京帝国大学(現東京大学)
内の天文台、港区麻布の東京天文台と引っ越しを繰り返し、現在
の場所になりました。

また、M-V ロケット7号機により打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」
が紹介され、「ひので」の観測によって太陽の表面の映像を見ることが
可能になりました。
太陽は本当に燃えているように見えますね。
今回ご紹介頂いた望遠鏡は国立天文台で見学することができます。
皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週土曜日に様々な
コンテンツを紹介しています。皆様のご来場をお待ちして
おります。

投稿者 ライブショーアシスタント : 6月 2日

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