Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2012年09月29日

9月29日@科学技術館

本日のライブショーは、案内役を大朝由美子(埼玉大学)が
務め最先端の科学の話題をお送りしました。

明日(9月30日)は中秋の名月。空気がすんだ”秋”と南中高度が
夏と冬の”中”間付近にあるこの日の月を中秋の名月と呼びます。
台風が近づいていて、天候が心配ですがお月見をしてみては
いかがでしょうか?

街灯りのある東京でも、月や夏の大三角、木星などは楽しむ
ことが出来ます。
本日は、観測天文学の3大メッカのうち、案内役が先日まで滞在
していたハワイ・マウナケア山とチリ・アタカマ高地での観測の
様子、すばる望遠鏡やALMA望遠鏡などをご紹介しました。
さらに、本日のゲストとして国立天文台の樋口 あやさんに
南米・チリのALMA望遠鏡山麓施設から生中継でご出演
いただきました。
 
時差12時間のチリではなんと真夜中!本日のアタカマ高地の
山頂付近は快晴。気温は氷点下7℃、気圧550hPa。湿度はちょっと
高めで30%でしたが、我々の暮らす町とは大きく異なった環境
であるようです。暗い宇宙を探るためには、このような環境が
適しているのです。

観測所にはイギリス人やチリ人の方もいらっしゃって、国際色
豊かな雰囲気が感じられました。

また樋口さんにはお仕事のお話をしていただいた後、会場の
参加者の方からでた質問にもお答えいただきました。
「昼間は何をしているんですか?」、「やっぱり疲れますか?」、
「一番すきな星は?」などなど
それぞれの質問に丁寧にお答えいただきました。
天文学者っていったいどんな人なのか・・・?
気になった方は、是非”ユニバース”へ一度足をお運びください。

最後に、みなさんをはるか137億光年の宇宙旅行へとご案内し、
太陽系や銀河系などの様子を眺めつつ、本日のライブショーを
終えました。

科学ライブショー”ユニバース”では毎週さまざまな科学の話題を
みなさまにお届けしています。
秋も始まり、涼しくなった今、東京・竹橋・科学技術館へ
お散歩がてら是非お越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 9月29日

2012年09月22日

9月22日@科学技術館

秋の足音が聞こえそうな涼しい風が訪れはじめた今日この頃。
本日は亀谷和久(東京理科大学)が、ご来場の皆様を「ユニバース」
の旅へとご案内致しました。

我々人類が存在する地球も含めて、太陽系を構成している天体たちの
紹介から本日の宇宙旅行に出発しました。
冥王星って、惑星の仲間じゃなくなってしまいましたけど、それには
ちゃんと理由があるのですよ!

一回目の上演では、シカゴにあるヤーキス天文台のビビアンさん達との
ライブ天体観測を行い、球状星団(M13)、環状星雲(M57)の写真を紹介致しました。


m13herculescluster20120921c1my41.jpg
図,球状星団(M13)
ringnebula-m57-20120921c1my41.jpg
図,環状星雲(M57)

二回目の上演では、ライブ天体観測の代わりに、太陽系内の惑星たちが、
いかに太陽の重力によって支配されているかを皆さんにご覧頂きました。

その後は、太陽系の外に目を向けて、太陽のお隣の恒星たちや天の川を始め
とする銀河についてお楽しみ頂きました。
最後に、宇宙の果て(およそ太陽から137億光年離れた領域)まで行き、
そこからいざ地球へ!
数多の銀河や星たちに別れを告げながら、地球へと帰って来ました。

この文章を読んでいる、そこのキミ!
ぜひ、私たちと一緒に宇宙や科学の旅へと出かけましょう!
お待ちしております!!

投稿者 ライブショーアシスタント : 9月22日

2012年09月15日

9月15日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は案内役を
矢治健太郎(立教大学)が務め、ゲストに柳瀬亘さん
(東京大学大気海洋研究所)をお招きしてお送りしました。

最近の太陽の様子のコーナーでは、このごろの
太陽の活動を観察したデータをみていただき、最近の太陽よりも
2ヶ月前の太陽の方が活発だったことをお話ししました。

ゲストコーナーでは「台風はどこから来るの?」という
タイトルでお話いただきました。大きな被害をもたらすこと
もある台風のニュースは日本では8〜9月によく耳にしますね。
この台風、どこで生まれるのでしょうか。
日本付近で見られる台風は赤道のあたりの暖かい海上ででき、
北上してきます。
ところで台風は、日本でだけ見られる現象なのでしょうか?
実はアメリカやインド洋の辺りでも台風と同じ現象が
見られます。アメリカでのものは「ハリケーン」、
インド洋付近の物は「サイクロン」と呼んでいます。
台風の仲間のこれらも熱帯の暖かい海上で生まれます。

また、日本での台風は、反時計回りに回転しています。
これは、南半球でも同じなのでしょうか? 台風が回転する
様子を観察してみると、北半球では反時計回りに回転し、
南半球では時計回りに回転していることが分かりました。
この回転方向は、地球の自転方向と同じになっています。
地球の自転を北極側から見ると、北半球は反時計回り、
南半球では時計回りです。このことから、台風が回転する
方向は、地球の自転の影響を受けていることを、柳瀬さんに
教えていただきました。

そして、本日は国際天文学連合総会についてご紹介
いたしました。この会議は8月に行われ、北京に1万人以上の
天文学者が集合しました。
例えば過去の会議では、冥王星を惑星から外すべきか
ということがテーマになりました。そして今回の会議では、
1天文単位の決め方を変更すべきか、などの議題が話し合われ
ました。当ライブショー「ユニバース」の案内役である半田、
亀谷が参加していたので、その発表の様子をご覧頂きました。
この国際天文学連合の新しい会長に、国立天文台
名誉教授であり、8月11日のこのライブショーでお話しして
頂いた海部宣男さんが就任したことも報告いたしました。
科学ライブショー「ユニバース」は、このように
様々な分野で活躍中の案内役や、ゲストさんにお話をして
いただいたいます。ぜひ、科学技術館4Fシンラドーム
「ユニバース」にお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 9月15日

2012年09月08日

9月8日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は案内役に野本知理
(千葉大学)、ゲストに本山三知代さん(農研機構 畜産草地
研究所)をお招きしてお送りいたしました。
 本日のゲストコーナーでは「脂肪の結晶」というタイトルで
本山さんにお話しいただきました。「結晶」や「分子」と聞く
となんだか難しそうですが、私たちが普段料理に使っている
砂糖や食塩の白い粉も、じつは砂糖や塩の小さな結晶の集まりです。
今回は、チョコレートの中にある結晶についてのお話でした。
一見茶色い塊にしか見えないチョコレートの中にも実はたくさんの
脂肪の結晶があるのですね。
 さて、なめらかでおいしいチョコレートですが、それを暑い
車内などに置いておき、その後また冷えて固まったところは、
白くなりボソボソしてなんだかおいしくなくなってしまいますよね。
これはどうしてでしょうか。
 これは、おいしいチョコレートと溶けておいしくなくなって
しまったチョコレートを構成する「結晶の種類がそれぞれ違うから」
だそうです。
 おいしいチョコは、温度33℃で溶ける結晶でできています。
人の体温は36℃〜37℃ですので、口に含んだときにトロッと
溶けておいしく感じられるようです。これに対し、一度溶けて
しまったチョコは一度温度が上がりまた冷えることで、おいしい
チョコとは別の結晶で構成されるようになり、溶ける温度が人の体温
と同じくらいになるために口に入れても溶けず、おいしく感じられ
ないということだそうです。
 また、脂肪の種類には色々な種類があり、このことが食べ物の
おいしさを決めていることをお話しいただきました。
 ライブ天体観測では、アメリカのシカゴのヤーキス天文台の
ビビアンさんとSkypeで繋ぎ、アンドロメダ銀河、NGC6946などの
シカゴの現在の宇宙を撮影した写真を送ってもらいました。NGC6946
では二枚の写真を見比べました。2004年に撮ったものと今日撮ったものです。
NGC6946では2004年に超新星爆発が起きていて、銀河の中で一つ明るく
輝く星が写真でも見られましたが、今は暗くなってしまって見えないことが
確認できました。


20120907eveYerkes_andromeda.JPG
図,シカゴの星空(アンドロメダ銀河)
2004ngc6946
図,2004年撮影 NGC6946
2012ngc6946
図,2012年撮影 NGC6946

 また、太陽系のシュミレーションのコーナーでは
・太陽の公転の速さが速くなったら一年の長さはどうなる?
・太陽系から太陽がなくなったら?
・太陽系に複数の太陽が現れたらどうなる?
かということを、お客さんにも参加してもらって行いました。
このライブショーでは、まるで本当の宇宙船の中から、ふわふわと
宇宙空間を飛んで眺めているような感覚を味わうことが出来ます。
 科学技術館にお越しの際は、ぜひ4Fシンラドームにお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 9月 8日

2012年09月01日

9月1日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は伊藤哲也(国立天文台)
を案内役、ゲストに青山潤さん(東京大学大気海洋研究所)を
お迎えしてお届けしました。

本日から9月ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。
そんな中夜空を見上げてみると、東にはのぼるペガスス座
などの秋の星座を見ることができ、季節の移り変わりを
感じることができます。
ところで、先日8月31日に満月が見られましたが、実はこれは
8月に二度目の満月でした。月に2回、満月が見られるのは珍しく、
これはブルームーンと呼ばれます。ブルームーンと聞くと青い月を
イメージしますが、本日のゲストコーナーでは青い月ではなく青い
“海”でのお話を青山潤さん(東京大学大気海洋研究所)に紹介
していただきました。
「新月の夜の物語 -ウナギの産卵生態-」というタイトルの通り、
ウナギの誕生からその一生をお話していただきました。
ウナギは太平洋の南方で生まれ、育ちながら日本にやってきて
河で数年をすごし、また産卵のために太平洋に戻っていく
のだそうです。しかし実はつい最近まで、ウナギが正確にいつ、
どこで生まれるのかはわかっていませんでした。多くの研究者が
その答えを求めて海での調査を続けてきました。それには、
二つの方法が用いられています。
一つは卵から生まれたばかりの小さなウナギを探すことで、
生まれたおおよその場所を推測することです。
もう一つは多くの魚類が持っている耳石(じせき)を観察する
ことです。耳石には1日に1本増えるの年輪のような模様があり、
これを数えることでそのウナギの生まれた日を知ることが
できます。
このようにして調査を行った結果、ウナギは必ず新月の前後に
生まれることがわかりました。また、青山さんのグループは
世界で初めて、天然のウナギの卵を海中から採取することにも
成功しました。しかし、自然界でのウナギの産卵の様子は
まだ見ることができていません。
これを見つけるため、研究は続いていきます。

ところで皆さん、ブルームーンだった8月31日に、国際宇宙ステーション
(ISS)で星出宇宙飛行士が約8時間にわたって部品の交換などの
船外活動を行ったのはご存知でしょうか。日本人宇宙飛行士による
船外活動はこれで3人目となり、私たちと宇宙との関わりは
深くなっています。夜空を見て、ISSを探してみてはいかがでしょうか。
ISSを目で見ることができる機会は、“こちら”で確認してください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 9月 1日

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