Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2015年03月28日

3月28日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)が案内役を
務め、上演いたしました。

あたたかくなり、科学技術館の周りも桜が咲き始め、すっかり春らしくなりました。
まずはそんな春の陽射しを注いでくれる太陽の姿を、埼玉大学で撮影した太陽画像に
写った黒点やプロミネンスに注目しながら見ていきました。埼玉大学では様々な波長で
太陽の活動を観測しています。肉眼では見られない貴重な姿を見ることができました。

今度はシンラドームの時計を進めて今夜20時の東京の空へ。季節は春ですが、夜空には
まだ冬の星座が輝いています。天頂付近には、たくさんの星座の中を縫うように移動する
星たちもいます。惑星です。地球を飛び出して、惑星たちを一つずつ見ていきました。
みなさん元気よく惑星の名前を答えてくれました。さて、来週4月4日はある有名な天文
現象が起こることをご存知ですか。実は、太陽、地球、月がほぼ一直線上に並び、
月が赤暗くなったり、欠けたように見えたりする「月食」が起こります。しかも今回は、
地球の影に月が全部隠れる「皆既月食」が日本全国で見られます!次回のユニバース
でもう一度詳しく解説するのでお楽しみに。来週は、お月見とお花見を一度に
楽しめそう・・・☆

「ゲストコーナー」では、吉井健敏さん(東京工業大学)をお招きして、「レントゲンで
見るブラックホール」というタイトルでお話いただきました。レントゲンでブラック
ホールを見る?どういうことでしょう?レントゲンでなじみ深いX線を使うと、目で
見えない天体の姿を探ることができます。しかし、X線は地球の空気が邪魔して地上まで
届きません。そこで国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているMAXI(マキシ)で
宇宙から観測しています。目で見える可視光とX線とでは、私たちの住む天の川銀河の
見え方が全然違うことに驚きの声が上がりました。ブラックホールが他の星の
表面ガスを吸い込むときに、ガス同士がこすれあう摩擦熱でX線が放出され、それを
観測するそうです。吉井さんはMAXIで発見されたブラックホール連星(ブラックホールと
星がペアになったもの)の性質などを研究されています。天の川銀河にはブラックホールが
およそ4億個もあると予想されています。これからの新たな発見に乞うご期待!

「ユニバース」では毎回さまざまなサイエンスにまつわる話題をお届けしています。
一度来ていただいた方も、またお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月28日

2015年03月21日

3月21日@科学技術館

本日の科学ライブショーは亀谷和久(東京理科大学)が案内役を務め、
お送りしました。

今日は春分の日です。シンラドーム内の時間を進めると太陽が真西に
沈んでいきます。20時ごろになると空が真っ暗になり、西のほうに冬の
星座が見え始めました。冬の星座はとても明るい星が多く、都心でも冬の
大三角や冬のダイヤモンドを見ることができます。また、金星や木星も
見ることができます。

今日の星空を見た後、地球の外から「太陽系の姿」を見ていきました。
まずは地球に一番近い天体である月、さらに惑星たちを紹介していきました。
太陽系を飛び出し、天の川銀河を外から眺めると渦を巻いており、横から
見るとどら焼きのような形をしていることがわかります。天の川銀河からも
遠ざかっていくと、銀河が集まっている部分と疎な部分があることがわかります。

宇宙旅行から帰ってきて、話はまた太陽系の惑星たちに戻ります。地球も含め、
惑星は太陽の重力に引っ張られて太陽の周りを回ってます。地球の公転する
速さを速くしたり、太陽を突然なくしたり、太陽を4つにしてみたりすると、
どのような動きをするでしょうか。予想できない動きをする惑星や太陽たちに
客席からは笑い声があがっていました。

「ゲストコーナー」では、国立天文台ハワイ観測所の藤原英明さんをお招きし、
「すばる望遠鏡が捉えたラヴジョイ彗星の尾の素早い変化」というタイトルで
お話していただきました。
すばる望遠鏡はハワイのマウナケアという山にあります。マウナケアとは
ハワイ語で「白い山」という意味です。暖かいイメージのあるハワイですが、
マウナケアの山頂では標高4200mもあり、冬には雪が積もって白く見えるため
そう呼ばれるそうです。ここには直径8mにもなる巨大な鏡を使ったすばる
望遠鏡があります。望遠鏡の高さはおよそ25m、望遠鏡を収めるドームは
45mと、15階建ての建物くらいの大きさとなっています。ハワイの美しい
星空を観測して、それぞれの星でどんなことが起こっているかを調べるのが
藤原さんを初めとする天文学者の研究だそうです。すばる望遠鏡では昨年、
ラヴジョイ彗星という明るい彗星を観測しました。そこで、彗星の尾が
数分単位という短い間に細くなったことを確認しました。さらに尾を拡大
してみると、彗星の尾から何かの「かたまり」が秒速20kmというとてつもない
速さで移動しているのを発見しました。彗星の尾は、太陽から来る高速の「風」
の影響で形を変えると考えられますが、これほど短い間に大きく変化する
ことを発見したのは世界初のことです。さらに研究を進めることで、
表面の物質についてや彗星の生い立ち、そして太陽活動についてわかるかも
しれません。
すばる望遠鏡には、これまでのカメラより10倍も広い範囲を
撮影することができるカメラが新しく取り付けられました。
これで次にいつ大彗星がやってきても大丈夫。新たな発見が楽しみですね。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週楽しい科学の話題をお送りしています。
土曜日は是非科学技術館のシンラドームへお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月21日

2015年03月14日

3月14日@科学技術館

本日のライブショーは矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、上演しました。

最初に「太陽系の姿」を上演しました。太陽系の惑星をお客さんと1つずつ見て
いきました。三鷹にある国立天文台の太陽フレア望遠鏡から見た黒点の様子も
紹介し、最後に冬や春の代表的な星座、オリオン座、おおいぬ座、しし座、
かに座を星座線や星座絵も表示しながら眺めていきました。

アメリカのシカゴにあるヤーキス天文台からインターネット中継をし、その日に
見えている星を紹介する「ライブ天体観測」をしました。今日は案内役の一人、
亀谷和久(東京理科大学)がヤーキス天文台を訪問しており、Vivianさんと
Mikeさんと一緒に登場しました。ヤーキス天文台の全天周の写真と、土星、
かに星雲、M51を紹介しました。


saturn.png
図:土星
m1.png
図:かに星雲
m51.png
図:M51

本日の「ゲストコーナー」では、小野間 史樹さん(星空公団)に「夜空の
明るさからわかること〜今年は国際光(ひかり)年〜」というタイトルで
お話をしていただきました。夜空の明るさが明るければ明るいほど星が見にくく
なってしまいます。カメラを使って夜空の明るさを測ることで、わかりやすい
データにし様々な人に伝えています。街の明かりが上向きに行かない工夫を
することで、夜空の明るさがより暗くなるそうです。多くの人が夜空の明るさに
ついて考えてもっと多くの場所で天の川が見えるといいですね。

科学ライブ・ショー「ユニバース」では毎週様々なゲストを招いて科学に関する
内容を紹介しています。ぜひシンラドームに足を運んでみてください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月14日

2015年03月07日

3月7日@科学技術館

本日のユニバースは野本知理(千葉大学)が案内役を務め、上演いたしました。

まずは「分子の世界」から始まった本日のユニバース。私たちが使っている
1mmの1000万分の1のサイズの分子の立体的な映像に見ていきました。常に分子が
動いているのがわかったり、大きさの違う元素が色々な方向についていることが
わかり、みていておもしろかったです。食卓に並ぶ調味料の分子構造をみたり、
ビタミンの構造も紹介しました。

「恒星間飛行」では太陽系から一番近い恒星、α-ケンタウリに移動し、地球から
見える星座がどのように変化するかを見ました。また、光速に近い速度で移動して
いる間は周りの見え方も変わってしまうことに驚きました。

次に「重力の不思議」では、太陽系に当然太陽がなくなったり、太陽が増えたり
したら、どうなるかをシミュレーションしていきました。お客さんに太陽の位置を
指定してもらい、惑星がスイングしたり飛んで行ったりする姿をみました。

本日の「ゲストコーナー」では、石田忠さん(東京工業大学)に「がんの転移の
ひみつ」という題でお話しいただきました。石田さんは異常に早く増える細胞
(がん細胞)の集まりについて研究を行っています。研究から、がん細胞は
ごはんや空気が足りないとよく動くようになることがわかっているそうです。
日本の死亡原因の3分の1ががんによるものと言われている中、今後さらに
研究が進むことで、がんの転移を防ぐことができる日が来るかもしれませんね!

毎週土曜日に科学技術館、シンラドームにて科学ライブショー「ユニバース」を
行なっています。最新の科学の話題をぜひ聞きにきてください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月 7日

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