Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2015年05月30日

5月30日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は亀谷和久(東京理科大学)を
案内役にお送りしました。

まずは科学技術館からの星空を再現し、今日の星空を眺めました。
西の空には金星と木星が、南の空には春の星座であるおとめ座や
しし座が見えました。また、東の空にはさそり座やはくちょう座といった
夏の星座も見ることができました。

続いて「太陽系の姿」と題して、大迫力の立体映像で宇宙から見た
太陽系の姿を紹介しました。さらに太陽系を飛び出し、宇宙の果てまで
宇宙旅行をしました。

「ゲストコーナー」では、日下部展彦さん
(国立天文台 太陽系外惑星探査プロジェクト室)をお迎えし、
「系外惑星からアストロバイオロジーへ」というタイトルでお話いただきました。
系外惑星とは太陽以外の恒星の周りを回っている惑星のことです。
20年前に初めて発見され今では2000天体ほど見つかっているそうです。
見つかった系外惑星は「ホット・ジュピター」や「エキセントリック・プラネット」と
呼ばれる惑星も含め、地球と比べて生命が存在するには厳しい環境の惑星が
多いそうです。
そんな系外惑星に生命がいるのかということを明らかにする学問が
"アストロバイオロジー"です。
アストロバイオロジーは天文学(アストロノミー)と生物学(バイオロジー)が
融合した学問領域で、生物学と天文学のそれぞれの研究者が協力して
研究を行っています。例えば、地球の深海には高温の水が噴き出している
場所があります。そこでは、高温でとても水圧が高いという過酷な環境にも
かかわらず、生命が存在します。
このような過酷な環境にいる生命を研究していけば、過酷な環境の系外惑星に
ある生命の存在も明らかにできるかもしれません。
今後、研究が進んでいけば数十年後にはXX星人といった宇宙人が見つかる
かもしれませんね。

最後に、シミュレーションで系外惑星のひとつを見に行きました。現在、系外惑星系に
名前を付けるキャンペーンが行われています。一般投票が7月から始まるので、
ぜひみなさんも投票してみてください。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週さまざまなゲストを迎え、旬の科学の
トピックスなどをテーマにお送りしています。ぜひお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 5月30日

2015年05月23日

5月23日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は野本知理(千葉大学)が案内役を務め、
上演しました。

本日のライブショーは「ライブ天体観測」のコーナーから始まりました。日本では
お昼を過ぎたばかりの時間でも、インターネットでアメリカと中継をすれば、
リアルタイムで観測を行うことができます。まず最初に見せていただいた画像は、
M101、M106と呼ばれる銀河たちです。これは地球から2000万光年以上離れて
いるそうです。さらに、M27と呼ばれる惑星状星雲と、土星の画像も見せて
いただきました。土星の画像には、ガリレオが「土星の耳」と表現した環も
綺麗に写っていました。


messier 101_1134881_rprime_001.png
図:M101


messier 106_1134878_rprime_002.png
図:M106


次の「分子の世界」コーナーでは身近な調味料の分子が立体的にどんな構造を
しているのかを見ていき、どの構造がどの調味料かクイズ形式で進めていきました。
積極的に答えてくれるお客様がたくさんいらっしゃり、たいへん盛り上がりました。

重力の不思議のコーナーでは、地球の速度を変えたり、太陽の数を変えたり
すると惑星たちがどんな運動をするのか、シミュレーションを行ないました。
奇妙な運動をする惑星たちに、会場からはあちこちから笑い声が聞こえました。

本日の「ゲストコーナー」では、西野真木さん(名古屋大学太陽地球環境研究所)に
お越しいただき、「月の電磁気環境を調べる」というタイトルでお話していただ
きました。最初に、月の地表から地球が昇ってくる動画を見ました。月は地球に
いつも同じ面を見せています。JAXAが2007年に打ち上げた「かぐや」という人工衛星が
とったデータによると、月の表と裏で磁気の様子がかなり違うことがわかってきたそうです。
月は地球のように全体に大きい磁場があるわけではなく、一部の地殻が磁化している
磁気異常が存在します。これは太陽風のプラズマと相互作用を起こすのではないかと
考えられていました。しかし、磁場のない場所ではほとんど反射されることのない陽子も、
強い磁気異常の発生する場所では50%近くが反射されるという事実が「かぐや」によって
わかったそうです。実際に月面を見てみると、同じ月面でも磁気異常のある場所では
表面が周囲に比べて白っぽくなっていることがあり、プラズマとの相互作用と何か関係が
あるのではないかと西野さんは注目しているようです。磁気の様子は月と地球で大きく
異なるということがわかりました。
他の惑星や衛星と月を比べることでもっと色々なことがわかるかもしれないそうです。
今後の研究が楽しみですね。

科学ライブショー「ユニバース」では科学にまつわる楽しいお話をお送りしてい
ます。毎週、内容やゲストが変わりますので本日お越しいただいた方も、
是非また4Fシンラドームへお越し下さい!お待ちしております。

投稿者 ライブショーアシスタント : 5月23日

2015年05月16日

5月16日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
上演しました。

まず、空高く上がっている太陽をみなさんと見ていきました。
最近の太陽にはフレアや黒点が見られますが、太陽よりも数十倍 大きいフレアや
黒点をもつスーパーフレア星が、ケプラー望遠鏡やすばる望遠鏡の観測から
明らかになってきたそうです。

時間を進めていくと夏の星座が上がってきます。夏の大三角やさそり座、土星、
そして埼玉大学望遠鏡で観測した惑星状星雲を紹介しました。
地上を離れて宇宙へ飛び出し、くるくると回る木星を眺めたり、土星の環を
くぐったりして宇宙遊泳を楽しみました。また、7月に冥王星に最接近する予定の
探査機”New Horizons"が撮影した冥王星と衛星の姿も紹介しました。
さらに太陽系を離れていくと天の川の正体である天の川銀河の全貌を見ることが
できました。
天の川銀河を見たところで、太陽の最期の姿と考えられている惑星状星雲の
全天動画を紹介しました。中心星からガスが広がっていく様子は、まるで雪が
降ってくるような迫力!

本日の「ゲストコーナー」では、橋本修さん(県立ぐんま天文台)をお招きし、
「太陽の最期、地球の運命」と題してお話していただきました。
将来の太陽は、中心部での核融合反応が進んだ結果、構造を変化させて、低温で巨大な
赤色巨星となります。膨張した太陽からは、継続的にガスなどが放出されますが、
その放出量によっては、膨張した太陽に地球が飲み込まれる可能性があるそうです。
今後研究がさらに進んで、太陽がどうなるか、地球は飲み込まれてしまうのか、
解明されるのが楽しみですね。

最後に、さまざまな色や形を持つ銀河たちの間を縫うように遊泳しながら地球に
戻ってきました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。
是非、科学技術館4階シンラドームにお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 5月16日

2015年05月09日

5月9日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
お送りしました。

まずはじめのコーナーでは、私たちの住む「太陽系の姿」をみなさんで見ていきました。
同じ太陽系の惑星といっても、それぞれ地球とは異なる特徴があります。例えば、
木星の表面には縞模様や大きな斑点(大赤斑)が見えます。この斑点を目印に
時間を進めて、木星の一日を何時間なのか数えてみると・・・さて、木星の一日は
地球の一日より長いのでしょうか、短いのでしょうか?答えは「ユニバース」で!

そして宇宙から太陽系を見たところで、次は地球から見える宇宙、今夜の星空
見ていきました。先ほど紹介した木星は、20時ごろに南西の天頂付近で見えるよう
です。西の空には金星も明るく輝いていますよ。さらに、春の星座も勢ぞろい。
しし座やおとめ座などよく耳にする星座から、かみのけ座なんて珍しい名前の星座まで。
自分で珍しい星座を探してみるのも楽しいかもしれません。ぜひ今夜の空を見上げて
みてください。

次は日本の裏側、シカゴのヤーキス天文台から中継をする「ライブ天体観測」
コーナー。本日は笑顔の素敵なビビアンさんに登場していただきました。真夜中の
シカゴは残念ながら雨ということで、ヤーキス天文台で撮影した土星や木星、
銀河の写真を見せていただきました。ひまわりのような銀河M63がとても印象的でした。
銀河にもそれぞれ個性的な形があるようです。


m63_20150509_c60s_StoneEdgeObs.png

図:M63

最後の「ゲストコーナー」では臼田-佐藤 功美子さん(国立天文台・天文情報
センター)をお招きし、「惑星系に名前をつけよう」というタイトルでお話して
いただきました。太陽の周りを地球が公転しているように、太陽系の外では他の恒星の
周りを公転する惑星が次々と見つかっています。惑星たちは暗いため、直接望遠鏡で
見ることができないものがほとんどです。ではいったいどうやって見つけている
のでしょう。実は、惑星が恒星の前を通る際の明るさの変化や惑星の引力による恒星の
ふらつき方などから間接的に惑星の存在がわかるのだそうです。
すごいですね!現在見つかっている惑星系はおよそ1800こ、惑星系の候補
も入れるとなんとおよそ4000こもあるそうです。しかし、これらの惑星たちの
名前は記号や数字など味気ないものばかり。そこで、国際天文学連合(IAU)では
「太陽系外惑星に名前をつけよう」というキャンペーンを行い、新たに名前を一般
募集しています。名前の提案にはクラブや団体などの登録が必要ですが、投票は
みなさんも参加することができます!自分が選んだ名前が世界に通用する星の名前に
なるのかと思うとわくわくしませんか?
詳しくは「太陽系外惑星系に名前をつけましょう!」で検索してみてください。

科学ライブショー「ユニバース」では科学にまつわる楽しいお話をお送りしています。
毎週、内容やゲストが変わりますので本日お越しいただいた方も是非また4Fシンラ
ドームへお越し下さい!お待ちしております。

投稿者 ライブショーアシスタント : 5月 9日

2015年05月02日

5月2日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は伊藤哲也(国立天文台)が
案内役を務め、上演いたしました。

はじめに本日の星空を見ていきました。西の空には金星や木星、
冬の星座のオリオン座、東の空には春の星座のしし座やおとめ座が
見えます。また、夜11時ごろになると、土星や夏の星座を代表する
さそり座も見えてきます。夜も暖かくなってきました。ぜひ外へ出て
実際の夜空でも星座や惑星を見つけてみてください。

次に地球を飛び出し、太陽系の姿や太陽系がある天の川銀河の様子を
見ていきました。宇宙には天の川銀河だけでなく多くの銀河があると
いうことがわかりましたね。

「ゲストコーナー」には小林 弘さん(総合研究大学院大学/国立天文台)を
お迎えし、「ブラックホールの周りでいったい何が起きているのか!?」
というタイトルでお話していただきました。ブラックホールは重力がとても
強く、光ですら脱出できないという天体です。多くの銀河の中心にあると
考えられていて、宇宙にはそれこそ星の数ほどあります。
もしブラックホールの周りに星やガス雲があると、その強い重力によって
ブラックホールに引き寄せられ、降着円盤やジェットといった構造を形成
することがわかっています。しかし、降着円盤の様子を詳しく観測するには
今の技術では限界があります。
そこで、高性能なスーパーコンピュータを使います。小林さんは
コンピュータ上で仮想のブラックホールを作り、そこで星が吸い込まれると
どうなるか計算することで、ブラックホールの謎を解明しているそうです。
今後の研究によってブラックホールの進化や成長、そしてブラックホールが
周りの星や銀河に与える影響がわかってくるかもしれません。

最後に宇宙の果てまで宇宙旅行をしてから、ISS(国際宇宙ステーション)
見て本日のライブショーは終了しました。

本日はゴールデンウィークということもあり、上演終了後も質問をする
子供たちがたくさんいらっしゃいました。
科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお届けしています。
みなさんとシンラドームでまたお会いできるのを楽しみにしております。

投稿者 ライブショーアシスタント : 5月 2日

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