Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2015年07月25日

7月25日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
チーム埼玉大学で上演いたしました。

オープニングでは3Dによる大迫力のISS(国際宇宙ステーション)が登場しました。
このISSには7月23日から、日本人の油井宇宙飛行士が滞在しています。油井さんは、
今後5ヶ月ほど、ISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験など様々なミッションを
行なっていくそうです。

さて、景色は変わり暑い日ざしが降り注ぐ科学技術館へ。まずはその暑さの源である
太陽の姿をみなさんと見ていきました。目で直接見てはいけない太陽ですが、望遠鏡に
特殊なフィルターをつけると詳しい姿を見ることができます。

埼玉大学で観測した太陽を眺めてから、真昼の日本を飛び出して夜の世界、日本の
反対側にあるアメリカのヤーキス天文台の夜空を見にいきました。ヤーキス天文台の
夜空にはみなさんのよく知る夏の大三角やさそり座が見えました。そしてヤーキス
天文台にいるビビアンさんとライブ中継。あいにくヤーキスの空は曇りということ
ですが、あらかじめ撮られた天体画像を送ってくださいました。土星の画像には
しっかり環がありましたね。


M17.png

図:M17


sat2.png

図:土星


今度は地球を飛び出して太陽系の姿をみなさんと見ていきました。先ほど画像で見た
土星の環は実は通り抜けることができるほどスカスカなのです。そして徐々に太陽から
離れた星たちへクローズアップし、準惑星である冥王星へ。冥王星は最近話題になっている
ニューホライズンズによってはっきりとその表面が捉えられました。みなさんも是非
ニュースなどで見てみてください。

天の川銀河を飛び出して様々な銀河を見つつ宇宙の果てまで遊泳を楽しんだところで
本日のゲストコーナーへ。斎藤 智樹さん(国立天文台)をお招きし、
「太古の宇宙に栄えた大都会〜変わった銀河は変わった場所に現れる?〜」
というタイトルでお話いただきました。
斎藤さんは120億光年かなたのライマンαブロッブ(LAB)という、ガスが広がった
変わった銀河について研究を行なっているそうです。LABは私たちの住む天の川銀河
よりはるかに大きく、約10000度の高温ガスでできています。銀河の周りにある
ガスが加熱されると、水素の出すライマンαという光を発します。
ではこの銀河の"周り"とはどんなところなのでしょう。ハワイにあるすばる8.2m望遠鏡
によってその実態を観測しているそうです。すばる望遠鏡は多くの光を集めることが
できるため、暗い銀河を観測するのに最適です。
観測から、このLABの近くには、銀河が混み合っていることがわかってきました。
謎の巨大銀河の近くに、なぜ銀河が密集しているのか、
今後の研究でさらに明らかになるかもしれません。

「ユニバース」では毎回さまざまなサイエンスにまつわる話題をお届けしています。
夏休みは始まったばかり。ぜひ科学技術館4Fシンラドームへお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 7月25日

2015年07月18日

7月18日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は野本知理(千葉大学)が案内役を務め、
上演しました。
本日はゲストコーナーを拡大した特別プログラム!
オープロジェクトの大西悟さん・黒沢永紀さん・山内悟さんをお招きし、
「ドームシアターで軍艦島を体験しよう」というタイトルでお話しいただきました。

まずは「分子の世界」のコーナーでは身近な分子たちの形や動きを紹介しました。
続いて「重力の不思議」のコーナーでは太陽系から太陽を消すなどの太陽系の
重力シミュレーションを行いました。

そしていよいよ「ゲストコーナー」。かつて石炭の採掘で賑わい、現在は廃墟と
なっている軍艦島が360°の全天周映像としてシンラドームに上映されました。
今月世界遺産に登録されたばかりの軍艦島は長崎県にある東京ドームおよそ
1個強の面積の島で、1800年頃から石炭の採掘が開始され、明治から昭和に
かけて日本の近代化産業に貢献し、昭和49年に閉山しました。
当時の東京の約9倍という歴史上世界最大の人口密度を誇り、国内初の鉄筋
コンクリート集合住宅や屋上農園、海底水道を実現するなど「早すぎた未来都市」とも
いえる様々な記録を持っています。
軍艦島の全天周映像とともに、歴史や賑わっていた頃の様子、現在の軍艦島の
音などが併せて上映され、軍艦島の歴史に触れることができました。
大西さんの話によると、軍艦島の実際の映像をドームシアターに上演するのは
今回がおそらく世界初のことなのだそうです。

毎週土曜日に科学技術館、シンラドームにて科学ライブショー「ユニバース」を
行なっています。最新の科学の話題をぜひ聞きにきてください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 7月18日

2015年07月11日

7月11日@科学技術館

本日のライブショーは、亀谷和久(東京理科大学)が案内役を務め、
上演しました。

梅雨で雨がちだった東京の空ですが、週末はよく晴れました。
ライブショーは本日のようによく晴れた東京の空の様子から始まりました。
暗くなり始めた19時過ぎの空には西の方角に金星と木星が見えます。
金星は望遠鏡でみると月のように欠けていることがわかります。
そして、南には赤い星アンタレスを心臓にもつさそり座、東にはこと座、
わし座、はくちょう座からなる夏の大三角を見ることができます。

続いて「ライブ天体観測」のコーナーです。アメリカにあるヤーキス天文台の
ビビアンさんとつないで、本日の上映前に天文台にある望遠鏡で撮影した
写真を紹介していただきました。
今回の写真は、へび座散光星雲・散開星団のM16、いて座散光星雲のM17、
いて座散開星団のM18、こぎつね座の亜鈴星雲のM27、や座の球状星団のM71、
おおぐま座の回転花火銀河のM101でした。


M27_Lions15_1147199_RGB.gif

図:亜鈴星雲(M27)

美しい天体画像を見たあとは、地球を飛び出して宇宙の旅をしました。
太陽系から遠くはなれて天の川銀河の外へ、そして銀河の間を飛んで宇宙の
大規模構造をみなさんと見ていきました。3Dで行く宇宙旅行はとても迫力が
あります。みなさんもシンラドームで是非体験してみてください。
宇宙旅行のあとは、重力レンズの仕組みの紹介です。観測者と銀河などの観測
対象の間にブラックホールがあると光が捻じ曲げられてレンズのように働きます。

2015年の2月にはNASAのハッブル宇宙望遠鏡が捉えた重力レンズ効果の様子が
スマイルにみえるということで話題になりました。
本日の「ゲストコーナー」
田村陽一さん(東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター)を
お招きして、「アルマ望遠鏡がとらえたアインシュタイン・リング」という
タイトルでお話していただきました。
アルマ望遠鏡はチリ北部にある、電波望遠鏡です。高地にあるアルマ望遠鏡は、
人間でいうところの視力が2600あります。これはハッブル宇宙望遠鏡の約5倍です。
このアルマ望遠鏡と重力レンズを組み合わせることで視力が13000になり、
星々の生まれる場所が観測できたそうです。ちなみに、視力13000というのは
シンラドームのある科学技術館から富士山を見たとき、富士山にのっている米粒が
みえる程度のことだそうです。みなさん、想像できましたか?

7月も中旬を迎え、来週いっぱいで夏休みになる小中学生の方も多いと思います。
夏休みはぜひ科学ライブショー・ユニバースへお越し下さい。
科学技術館シンラドームでお待ちしています。

投稿者 ライブショーアシスタント : 7月11日

2015年07月04日

7月4日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
お送りしました。

まず、最初に「太陽系の姿」のコーナーでは太陽系の惑星たちに近づいて、それぞれの
特徴を見ていきました。3D投影による太陽系の惑星たちは迫力があり、客席からも
驚きの声があがりました。木星の紹介では大赤斑を目印に、木星の1日が何時間なのか
当てるクイズをしました。ライブショーもにぎわい、案内役の「海王星の次(外側)の
惑星は?」という問いかけに子供たちは「冥王星!」と元気よく答えていました。
しかし、残念なことに冥王星は2006年8月に太陽系の惑星から外されてしまったのだ
そうです。
ここで、ゲストの寺薗淳也さん(会津大学企画運営室兼先端情報科学研究センター准教授)
の登場!冥王星のホットな話題を紹介していただきました。寺薗さんによると、
ニューホライズンズという探査機が2015年7月14日に冥王星の上空13000kmを通過し、
冥王星の写真を撮る予定とのこと。天体図鑑に載っている冥王星は白色ですが、
先日公開された最新の冥王星の画像は赤茶けたような色でした。
ニューホライズンズによって冥王星についてさらに新しいことがわかるかもしれません!

つづいて地球へ着陸し、本日20時の星空を見ていきました。七夕も近いということで、
都会ではふだん見ることのできない美しい天の川を眺めつつ、織姫星(ベガ)と
彦星(アルタイル)の七夕伝説やさそり座の紹介をしました。

「ゲストコーナー」では先程ご登場した寺薗(通称:てらきん)さんに
「てらきんとやじけんの月と太陽のステキな話」というタイトルでお話をしていただき
ました。テンポのよいタイトルコールに始まり、寺薗さんが宇宙の研究に携わるように
なったきっかけや月の探査機についてお話をしていただきました。
月の探査機については2007年に打ち上げられた月周回衛星かぐやや、今後打ち上げを
予定しているSLIMなどの画像を見せていただきました。
ここで、案内役の矢治(通称:やじけん)さんにバトンタッチ。月にかわって今度は
太陽のお話です。黒点の画像や太陽が地球に及ぼした影響についてお話しました。
最後はお二人で、記憶にも新しい2012年5月21日の金環日食、2015年4月4日の
皆既月食などの「月と太陽」にまつわるお話。身近な月と太陽について楽しく知る
ことができました。

最後は先ほど見た太陽系、そして天の川銀河をも飛び出して宇宙の大規模構造が見える
ところまで宇宙旅行を楽しみました。いつか実現できるといいですね。

「ユニバース」では毎週土曜日に様々なゲストをお招きし、サイエンスにまつわる
楽しい話題をお届けしています。
ぜひ、科学技術館4Fシンラドームにお越し下さい。

投稿者 ライブショーアシスタント : 7月 4日

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