Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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2015年12月26日

12月26日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(東京理科大学)が
案内役を務め、ゲストにはチェリストの伊藤悠貴さん、
ピアニストの大井手慶さん、山田亜理沙さんの3名をお招きしてお送りしました。

冬休みということで家族連れが多く見られ、満席で迎えた本日のライブショーは、
科学技術館前の全天写真から始まりました。

まず、本日の星空からご紹介しました。この季節、夜8時の空を見上げると
ペガスス座などの秋の星座が、そして東の空にはベテルギウス、リゲルが
輝くオリオン座を筆頭に冬のダイヤモンドが見えます。

続いて宇宙に飛び出し、太陽系を超え、天の川銀河の外まで旅行しに行きました。
天の川銀河の周りにはたくさんの銀河が存在しています。
それらは重力のちからでお互いに引き合い、いくつかの銀河が
寄り集まって銀河団が出来ます。さらに離れたところから見ると、
銀河団があるところとないところで銀河のムラができ、網目状のような
構造をとっていることがわかりました。

地球に戻り、次はいよいよ「ゲストコーナー」
イギリスのロンドンで活躍されているチェリストの伊藤悠貴さん、
ピアニストの大井手慶さん、山田亜理沙さんには
「宇宙 x 音楽~チェリスト伊藤悠貴の世界 オーロラ・コラボレーション~」
と題して宇宙やオーロラの映像をお送りしながら演奏していただきました。

まずブリッジの「春の歌」で始まりました。
星座絵のついた星たちがくるくると回り、春の星座のひとつ、おとめ座を
大きく映しながら甘くて美しいチェロの音色を楽しみました。
エルガーの「愛の挨拶」と3Dオーロラ映像のコラボレーションは、
オーロラの揺らぎとチェロやピアノの揺らぎが一緒になって、
安心感を与える心地よい時間を過ごしました。
跳躍感のあるポッパーの「ハンガリー狂詩曲」では、オーロラが
踊っているような、力強いうねりを感じる作品になっていました。
伊藤さんはオーロラの中に隠れた光の力強さを表現したいと
おっしゃっていました。
お客様にもオーロラのいろいろな魅力がいつも以上に伝わったと思います。
その他、グラズノフの「吟遊詩人の歌」、サン=サーンスの「白鳥」、
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」なども太陽系の惑星や星の映像とともに
お送りしました。

科学ライブショーでは、毎週楽しく新しい科学の話題を用意して皆様を
お待ちしておりますので、ぜひ足をお運びください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 12月26日

2015年12月19日

12月19日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が
案内役を務め、ゲストに三浦昭さん(宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所)を
迎えてお送りしました。

まずは私たちの身近にあろものを形作っている分子の運動や形を3Dで
紹介する「分子の世界」のコーナーからスタート。
さらに「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系に太陽を
増やしたらどうなるのかというシミュレーションを行いました。
増やした太陽はなんと過去最高の13個!私たちの太陽系は一体どうなって
しまったのでしょうか...?

「ゲストコーナー」では、
「とある夜のシンラドーム-あなたも科学映像クリエーターになれるかも-」
という題でお話しいただきました。
光の種類や撮影に使われた人工衛星、映像の編集方法なども紹介して
いただいたあと、第6回国際科学映像祭ショートプログラムコンテストの
受賞作品である「光あやなす宇宙」を見せていただきました。
普段の空では見えない光を見る星空散歩の始まりです。
まずは可視光によるいつもの星空。続いてレントゲンなどに使われている
x線で見る星空を見ました。X線で見ると超新星の残骸などがはっきりと
わかります。さらに人工衛星を用いた観測すると、星々の明るさの変化を
時間ごとに記録することができるそうで、これによってパルサーなどの
星の明るさが周期で変化していることが確認できるのだそうです。
星空散歩も終盤に差し掛かると、ヒッパルコス宇宙望遠鏡が努力と根性で
観測・調査した250万個もの星々が彩る天の川が映し出されました。
これでも十分綺麗ですが、後ろには黒い部分が広がっています。
この黒い部分を見るために今度は赤外線を使います。赤外線で観測すると、
普段目で捉えられない光が宇宙の全体に広がっていることがわかりました。
シンラドームで見上げると写真ではわかりにくい天体の大きさもよくわかり、
なかなか見ることのできない宇宙の姿にみなさん圧倒されていました。
時には、目に見えない宇宙にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日に様々なゲストを
お招きして科学にまつわる最新の話題をお届けしています。
ぜひ、科学技術館F4シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 12月19日

2015年12月12日

12月12日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(東京理科大学)が
案内役を務め、ゲストに程島竜一さん(埼玉大学)をお招きしてお送りしました。

今回のユニバースは科学技術館前の全天画像から始まりました。
早いものでもう12月。20時頃の空には西に秋の星座が、東には冬の星座が
輝いています。
さらに12月14日には「ふたご座流星群」がピークを迎えます。
今年は月明かりの影響も無く、晴れていれば多くの流星を
見ることができるチャンス!寒さに気をつけてぜひ夜空を見上げてみて下さい。

続いて、アメリカのシカゴにあるヤーキス天文台のビビアンさんと中継を
つないで「ライブ天体観測」を行いました。しかし本日のシカゴはあいにくの曇り。
そこで、ビビアンさんが昨日撮った木星やM51をはじめとした様々な天体画像を
英語で解説していただきました。


jupiter_2015Dec12_1184014_SP063_g_y41.jpeg


図:木星

その後は地球を飛び出し、宇宙の果てへ。

宇宙旅行から帰ってきたところで本日の「ゲストコーナー」
ゲストの程島さんには「歩行ロボット技術による難所作業の高度化」
というタイトルでお話しいただきました。
今回紹介していただいたロボットは、法面工事用の4足歩行ロボット、
そして調査用の6足歩行ロボットです。

法面(のりめん)とはコンクリートのフレームなどで人工的に補強した
斜面のことです。これまでの法面作業は人力やクレーンによって行われていました。
しかし、これでは時間がかかるうえに作業をしている人間はたいへん危険な状態に
さらされてしまいます。そのため、長い間作業の自動化が望まれていました。
そこで考案されたのが4足歩行ロボット。このロボットは指示したとおりの
道筋をフレームを避けながら動くことができるので、フレームを壊してしまう
心配もありません。

さらに法面を作成するには、急な坂を動かなければならない事前調査も
重要となります。
ここで活躍するのが小さくて軽い6足歩行ロボット。
このロボットはザトウグモという生物を参考に作られて、小さい体を
長い足で動かせるように設計されているのだそうです。

今回は作業者の負担を減らすために開発されたロボットを紹介して
いただきましたが、程島さんは他にも恐竜型やトカゲ型のロボット
など様々なロボットの研究を行っているとのこと。
どんどん進化するロボット技術から目が離せません!

科学ライブショー「ユニバース」では、毎週楽しい科学の話題を用意して
皆様をお待ちしております。ぜひ、土曜日は「ユニバース」へお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 12月12日

2015年12月05日

12月5日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)が
案内役を務め、お送りしました。

まずは科学技術館の空からスタート。本日はドームシミュレーションの
青空に負けないくらい良いお天気で、元気な子ども達もたくさん!
このまま晴れれば東京の夜空にいくつの星が見えるか予測しながら
時刻を進めていくと、19時頃の南の空にまだ夏の大三角が見えます。
日づけが変わる頃には、ほぼ天頂にオリオン座とふたご座が見えます。
ふたご流星群が近づいてきたので、シンラドームでも流れ星が流れて
ましたね!極大は12月14日。皆さんも本物の夜空で、流れ星を探して
みてください。
明け方の東の空には、月、金星、火星、木星が一列に並んでおり、
夜が明けたら太陽の登場です。

大迫力の太陽のドーム映像を見ながら、ゲストコーナーへ。
「わんぱくな太陽」という題で大山真満さん(滋賀大学教育学部・准教授)に
お話いただきました。
まず、太陽は地球の大きさの何倍でしょうか、という質問から。
答えはなんと約110倍!実際のサイズ比で太陽と地球が並ぶと客席からは思わず
「こんなに違うんだ!」という声があがりました。太陽で小さく見える
黒点でさえも、なんと地球数個分の大きさがあるようです。
次に、太陽表面を拡大すると見える粒々の構造(粒状斑)を画像や動画を使って
紹介していただきました。
実はこの粒一つは約1,000kmもの大きさがあり、粒の中心に東京都を置いたとすると、
北は青森県、南は岡山県でさえも含まれるほどの大きさです。
最後に、太陽での爆発現象について説明していただきました。爆発現象が起きると、
強いX線や紫外線によって明るく輝いたり、宇宙空間に大量のガスを吹き出したり
します。
大切なのはそういった宇宙空間の中に私たちの住む地球が浮かんでいるということ。
現在、このような爆発現象を予想できないか、宇宙天気予報という研究が進めら
れているそうです。

地球を離陸し、太陽系の惑星を眺めつつ最新の天文ニュース、
12月3日のはやぶさ2のスイングバイの話題へ。
火星と木星の間、小惑星帯の中に、はやぶさ2が向かっている小惑星リュウグウ
があります。西はりま天文台がとらえた地球に接近したはやぶさ2の様子と
はやぶさ2が見た地球の様子を動画で見ました。
そして太陽系からどんどん離れて銀河たちの間を旅しながら宇宙の果てへ。
さらにLkCa15という天体の周りで誕生間もない惑星が観測されたという
ニュースも。いつか地球以外の惑星に私たちのような生命体が見つかるかも...。

楽しい宇宙旅行を終えて科学技術館に無事着陸しました。
科学ライブショー「ユニバース」は毎週土曜日にあなたを面白い科学、
最新の宇宙の世界にご案内いたします。

投稿者 ライブショーアシスタント : 12月 5日

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