Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
ユニバースとは? 週刊ユニバース
コーナー紹介 ユニバースの音楽
科学技術館での上演 スタッフ
出張ユニバース No English version available. リンク
関連イベント サイト内検索

2017年02月25日

2月25日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに高木俊暢さん((一財)日本宇宙フォーラム)をお迎えしてお送りしました。

まずは今週のホットな話題から。先日NASAが発表したのは、
太陽系から約40光年離れた場所に7つの地球サイズの惑星が見つかった!という驚きの
ニュースでした。そのうち3つは、海がある可能性があると言われており、地球外生命の
可能性も?ということでますます今後の研究に目が離せません。
では、わたしたちの太陽系にはどのような惑星があるでしょう?
「今日の太陽」と「太陽系の姿」のコーナー。太陽系の中心は太陽。「今日の太陽」の
画像では黒点がはっきりと見られましたね。その周りを回る水星、金星、地球、火星、
木星、土星、天王星、海王星。10年前に「惑星」ではなくなった冥王星についても紹介しました。

そして「本日の星空」のコーナーへ。19時の南の空にはオリオン座やおうし座をはじめとする
冬の星座を見ることができます。南の空の地平線付近にはカノープスも見られます。
冬は1等星が多いのが特徴的ですね。夜の22時頃の東の空には、木星も見られます。

続いて本日の「ゲストコーナー」。ゲストの高木さんに「赤外線で探る銀河」と題して
お話しいただきました。
赤外線天文衛星「あかり」は遠くの銀河のようすを赤外線によって観測しています。
銀河に近づいてよく見てみると、たくさんの星々や星雲を見ることができます。
ふだんわたしたちが見ているのは「可視光」と呼ばれる光。赤外線を利用すると、
どのような良いことがあるのでしょう?
赤外線には大きく分けて2つの利点があることを教えていただきました。
1つは、赤外線によって温度を見分けられることです。
例えば、可視光では缶コーヒーの温度を判断するのが難しいですが、赤外線で見ると
温度の違いを知ることができます。もうひとつは、隠されたものが見えるようになることです。
例えば、じゃんけんの手を黒の「覆い」で隠した状態のまま赤外線で見ると、どんな
手の形をしているのかがわかってしまうのです。
赤外線天文衛星「あかり」は金色の反射材により天体からでている赤外線をあつめます。
赤外線をあつめれば、星間ガスによって隠れていた銀河の一部を見ることができるのだそう。
あの有名なアンドロメダ銀河も、可視光で観測したものとはまた違った姿をしているのです。
人間では見えない光を利用して、銀河のさまざまな姿を見ることができるのはおもしろいですね!

科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月25日

2017年02月18日

2月18日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、野本知理(千葉大学)が案内役を務め、
ゲストに金木犀さん(文系宇宙工学研究所)をお迎えしてお送りしました。

まず最初に「ライブ天体観測」です。
ライブショーが行われている間の日本は昼です。
なので、地球の反対側にあるシカゴのヤーキス天文台とインターネットで中継をつないで
天体紹介をしました。本日の天体は月とM1とM42でした。


Messier 42 Orion Nebula_1872679_rgb.jpg

図:M42

ライブ天体観測に続いて、「分子の世界」、「重力の不思議」のコーナーがあった後は
「ゲストコーナー」でした。

ゲストの金木犀さんは「文系宇宙工学研究所」というブログでロケットの話題などを
発信している方です。
ご本人も年に2回ほど打ち上げを見に行くそうです。
今回のゲストコーナーは「ロケットを見に行こう!」と題したロケット打ち上げの
バーチャル旅行でした。
まずは羽田空港を出発し飛行機で鹿児島へ、高速船に乗り継ぎ種子島を目指します。
ロケットの打ち上げ場にようやく到着しますが、実は打ち上げの様子は、
安全面から3km以上離れたところからでないと見れないことになっているそうです。
H2Bロケットやはやぶさ2の打ち上げの様子を見た後は、種子島を旅立ち
内之浦宇宙空間観測所へ向かいます。
内之浦は日本で初めてロケットを打ち上げた場所として知られています。
ここではイプシロンロケットの1号機の打ち上げの様子などを見ました。
ロケットの打ち上げをたくさん見るというバーチャル旅行ならではの体験をした後は、
飛行機にのって羽田空港へ戻って、本日のユニバースはおしまいです。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月18日

2017年02月11日

2月11日@科学技術館

今日の科学ライブショー「ユニバース」は、“望遠鏡で星を見よう!”をテーマに、
案内役を大朝由美子(埼玉大学)が務め、ゲストに埼玉大学大学院教育学研究科の
柴田吉輝さんをお迎えし、「埼玉大学“SaCRA望遠鏡”が見た宇宙 〜私は縁の下の力持ち〜」
というタイトルでお話し頂きました。

SaCRA望遠鏡は、埼玉大学にある、鏡の口径が55cmの反射式望遠鏡で、柴田さんは
この望遠鏡を含めた、望遠鏡・観測装置の制御・自動観測システムの構築をされています。
望遠鏡を使用した天文学研究というと、研究者が望遠鏡を直接覗いて天体を
観測している姿を想像するかもしれません。
しかしながら、今日ではその姿はまったく異なります。
望遠鏡に検出器等のデジタル機器を搭載して観測を行っているのです。
遠く地球から離れた天体から届く光は、様々な波長の光が混ざっています。
この光を波長ごとに分けて、検出器で記録して解析することで、その天体の
物理的な特徴を探ります。
そのため、天文学者は観測中に直接望遠鏡を覗くことは無く、ほとんどコンピュータの画面
に映る観測結果を見ています。
さらに柴田さんは、埼玉大学の望遠鏡・観測装置を使って、自動観測を行うために、
天気の判断を行うシステムを構築しました。
私たちの目で見ることができる波長である可視光線での天体観測は、天候によって
その実施の可否が分かれます。
雲がでていればもちろん天体が見えませんし、雨が降っている場合や湿度が高い場合、
望遠鏡や観測装置が傷ついてしまう危険があります。
そのため、自動で天体観測を行うためには、コンピュータ上で、現在観測可能な
天気であるのかを判断して観測を行う必要があるのです。
他にも、天体観測を効率的に行うためのシステム・環境づくりを行っている柴田さんは、
まさに「縁の下の力持ち」です。

この他、今日のライブショーでは、
・望遠鏡で太陽を見ると、どのように見える
・今日の星空には、どんな天体がある?「本日の星空」
・米国ヤーキス天文台との中継で、撮られたばかりの天体を紹介「ライブ天体観測」


03 ConradyAR M81_1710565_Clear_000.jpg

図:M81

・望遠鏡で見た太陽系や銀河系、宇宙の果ての姿を、3Dで遊泳をしてみよう、
「太陽系の姿」「宇宙の果てへ」
などのコーナーをお送りしました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送り
しています。
土曜日の午後は、ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月11日

2017年02月04日

2月4日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、伊藤哲也(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに藤原英明さん(国立天文台ハワイ観測所)をお迎えしてお送りしました。

ライブショーは「ゲストコーナー」からスタート。
ゲストの藤原さんにはハワイのすばる望遠鏡からスカイプ中継を繋ぎ、
「すばる望遠鏡の観測室からアロハ!」というタイトルでお話していただきました。
すばる望遠鏡は、マウナケアという標高4200mの山の頂上にある観測施設で、
日本の国立天文台が建設し運営しています。
ドームの高さはビル15階相当の45m、中にある望遠鏡は高さ25m、
望遠鏡の主鏡の直径が8mというとても大きな望遠鏡です。
観測室には10以上のモニターがあり、望遠鏡がどの方向を向いているか、
次はどこに向けるか、どんなものが撮れたかなど様々な情報が映し出されています。
藤原さんはまさに今、惑星の材料となる小さな塵を赤外線で観測されているところでした。
すばる望遠鏡では天文学者だけでなく、望遠鏡を操作する技術者の方も働いており、
「二人三脚」で観測を行っています。
さて、すばる望遠鏡のあるマウナケアの頂上は標高がとても高いので、気圧が
地上の6割程度しかありません。そのため息苦しくなったり、注意力が低下したり
することがあり、その場合は酸素吸入が必要です。
一気に山頂まで上がってしまうと体調を崩しやすいので、観測前には標高2800m
付近の宿泊施設で1泊しなければいけないという決まりがあります。
そんな場所にあるすばる望遠鏡で観測したデータは日本に持ち帰り、
長ければ1年以上もかけて丁寧に解析を行い、論文にまとめて発表します。
今後の発見が楽しみですね。

「ゲストコーナー」のあとは「本日の星空」のコーナー。
その後、宇宙へと飛び出し宇宙の果てまで宇宙旅行をしました。
最後に「国際宇宙ステーション(ISS)」について紹介を行いました。
2017年の11月から半年間、日本人宇宙飛行士として11人目となる
金井宣茂宇宙飛行士の宇宙ステーション滞在が予定されています。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして
科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 2月 4日

ご感想、ご要望はinfo@chimons.orgへ。
(c) 1999-2011, Team Chimons, All rights reserved..