Synra dome 科学ライブショー「ユニバース」
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『週刊ユニバース』

科学ライブショー「ユニバース」スタッフによるライブショーの紹介と感想。スタッフから見た「ユニバース」。

2017年04月15日

4月15日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、
お送りしました。

天体観測といえば夜に行うイメージがありますが、昼間にも観測ができます。さて何でしょう?答えは太陽です。
昨日埼玉大学で観測された太陽画像と、宇宙から見た現在の太陽の姿を紹介しました。
最近の太陽は黒点があまり見られず、活発ではないようです。

次は、「季節の星空(夜空)」のコーナーへ。
夕暮れ後は、冬のオリオン座と春のしし座、北斗七星から伸びてゆく春の大曲線ですね。
星空には、星座線に結ばれていない星たちが。これは、太陽系の惑星である木星と火星です。さらに時間を進めて明け方近くになると、さそり座や夏の大三角など、夏の星座たちが昇ってきました。
また、彗星や、4月22日にはこと座流星群が極大を迎えます。今晩晴れたら、ぜひ星空を眺めてください。

続いて、地球から宇宙に飛び出して「太陽系の姿」のコーナー。
今回注目するのは土星です。探査機カッシーニが調査したところ、土星の衛星「エンケラドス」には、表面を覆っている氷の下に海が存在し、その海底には地球にある熱水噴出孔と似たような構造があるかもしれません。
これらの環境から、地球と同じように水素をメタンに変えることでエネルギーを取り出している生命体がいてもおかしくない、ということが分かってきました。今後の研究成果に注目です。

最後に、太陽系を抜けて「宇宙の果てへ」のコーナー。太陽系の外に、7つの惑星を持つ小さな恒星や、たくさんの銀河が群れをなす宇宙を旅行しました。
そして、これからの宇宙を解き明かす次世代30m望遠鏡「TMT」についてご紹介し、科学技術館に帰ってきてところで本日のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」は毎週土曜日に科学技術館4階、シンラドームでお届けしています。是非お越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月15日 | 科学技術館ユニバース

2017年04月08日

4月8日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに西塚直人さん(情報通信研究機構)をお迎えしてお送りしました。
今日のコーナーは、「太陽系の姿」「本日の星空」「ゲストコーナー」「宇宙の果てへ」
でお送りしました。

「太陽系の姿」では太陽系の惑星たちを紹介しました。
案内役の問いかけに子どもたちも元気に答えてくれました。
惑星の紹介のあとは太陽にクローズアップし、太陽の黒点を中心にお話をしました。

「本日の星空」では、20時頃西の空に見える冬の大三角、東の空に見える春の大三角、
その他たくさんの春の星座を紹介しました。

「ゲストコーナー」では西塚さんに「AIで宇宙天気の予報精度アップ」と題してお話を
していただきました。
西塚さんの所属する情報通信研究機構は、うるう秒の挿入といった日本の標準時間の管理
などを行っている研究機関ですが、西塚さんは太陽の専門家として宇宙天気を予報する
研究をしています。
宇宙天気とはあまりなじみのない言葉ですが、これは太陽フレア爆発や
コロナ質量放出(CME)が地球の磁気圏や電離圏に及ぼす影響のことをしめしています。
宇宙天気は太陽の黒点を観測することで予測することができ、複雑な形の黒点が現れたとき
に宇宙天気が乱れやすいそうです。
宇宙天気が乱れると地球では、宇宙飛行士が被爆したり、飛行機のシステムにトラブルが
生じたり、通信障害や停電が発生したりすることもあるそうです。
そこで、トラブルを避けるために宇宙天気を利用するのですが、情報通信研究機構では
宇宙天気をAIの深層学習(ディープラーニング)で予報するための研究を行っている
そうです。
いままでの黒点とCMEのデータをAIにたくさん覚えさせた後に宇宙天気の予報をさせると、
人間だと5割の的中率がAIだと8割にアップすることが見込まれているそうです。
AIが正確に宇宙天気を予報して地球や宇宙飛行士を守る日も遠くないかもしれませんね。
● 今日の宇宙天気予報 (宇宙天気情報センター)
http://swc.nict.go.jp/contents/
●「宇宙天気」ポスター&パネル
http://seg-www.nict.go.jp/panel.html

最後に「宇宙の果てへ」のコーナーです。
太陽系をこえて天の川銀河をとびだし、銀河の間を泳ぎます。
地球へ帰ってきたら今回のライブショーはおしまいです。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月 8日 | 科学技術館ユニバース

2017年04月01日

4月1日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに土肥道子さん(アストロアーツ)をお迎えしてお送りしました。

今日は「太陽系の姿」「最近の太陽」「本日の星空」「ライブ天体観測」
「ゲストコーナー」「宇宙の果てへ」のコーナーでお届けしました。
春休みも半ばということで、2回とも満席御礼となりました。

「太陽系の姿」では、太陽系の惑星の姿を確認したり、木星の自転周期のクイズを
行いました。

「最近の太陽」では、3種類の画像を見ながら太陽の姿を見ていきました。
黒点の数の増減を示したグラフでは最近は太陽の活動が活発でないとのことでしたが、
最近の太陽画像では黒点をいくつか確認できました。

「本日の星空」では、20時頃に見られる星座を紹介しました。
西の空にはオリオン座やおおいぬ座、こいぬ座といった冬の星座と冬の大三角が
まだ見えています。
東の空にはおとめ座やしし座、うしかい座といった春の星座と春の大三角、木星が
見え始めています。

「ライブ天体観測」では、コリーさんにヤーキス天文台で撮影した天体写真を
紹介してもらいました。
今日はオリオン大星雲(M42)と渦巻銀河(M99)、かに星雲(M1)の3つでした。


(M99)PGC39578_1953940_Clear_000.png

図:渦巻銀河

「ゲストコーナー」では、土肥さんに4月1日ならではのアストロアーツの記事を
紹介してもらいました。
4月1日といえばエイプリルフール、天文関連企業アストロアーツのウェブサイトでは
2005年から毎年天文宇宙に関する嘘の記事を掲載してエイプリルフールを
盛り上げています。
今年は「君の名は。」のパロディと旧暦の4月1日の話題を掲載していました。
2009年には「光年」単位が2011年で廃止されるといった記事があり、この記事を
本気にした一般の週刊誌が、「2011年になくなってしまうもの特集」として
「光年廃止」を紹介してしまうというトラブルがありました。
2010年には小惑星探査機「はヤぶさ」が「さむい」「ちきゅうなう」とつぶやくといった
記事があり、偶然にも同年4月14日に「はやぶさ」が本当に公式twitterでつぶやきを
開始するという嘘から出た真といったことがあったそうです。
過去のエイプリルフールの記事は「アストロアーツ エイプリルフール」で検索すると
まとめ記事が見られるそうなので、ユニーク感満載の記事をぜひ見てみてください。

最後に「宇宙の果てへ」で宇宙を旅して、ライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送り
しています。ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 4月 1日 | 科学技術館ユニバース

2017年03月25日

3月25日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は矢治健太郎(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに笠原慧さん(東京大学大学院理学系研究科)をお迎えしてお送りしました。

ライブショーは「太陽系の姿」からスタート。惑星を順番に紹介し、太陽にズームイン。
本日の太陽画像を紹介した後地球へ降り立ち、本日の星空を紹介しました。

続いて「ライブ天体観測」のコーナー。
アメリカのヤーキス天文台とスカイプ中継をつなぎ、現地で撮影された木星とM81とM82
という銀河の写真を送っていただき紹介していただきました。


jupiter_20170323_y41_1943365_uprime_000.jpg

図:木星

そして本日の「ゲストコーナー」へ。
ゲストの笠原さんに「宇宙プラズマの謎に挑む「あらせ」衛星」というタイトルで
お話していただきました。
あらせ衛星は、2016年の12月20日に打ち上げられたばかりの衛星で、重さ約350kg、
高さ1.7mの大きさがあります。
笠原さんは以前JAXAに務めていた頃からこのあらせの観測装置の開発に設計段階である
15年ほど前から関わっているそうです。
このあらせは宇宙プラズマの謎をとくために開発されました。
地球の周りには高いエネルギーを持つ電子やイオンによる放射線の雲があります。
しかし、この雲がなぜ発生しているのか、それは今現在は謎に包まれています。
そのためにあらせが開発され、あらせと地上での観測データを元に謎を研究していきます。
まだ打ち上げられたばかりなので、本格的な観測はこれからです。
今後の発見が楽しみですね。

最後に宇宙遊泳を行い本日のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月25日 | 科学技術館ユニバース

2017年03月18日

3月18日@科学技術館

本日の科学ライブショー「ユニバース」は亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストに木村優里さん(早稲田大学理工学術院)をお迎えしてお送りしました。

今日のコーナーは、「本日の星空」「太陽系の姿」「宇宙の果てへ」
「惑星の運動と重力」「ゲストコーナー」でお送りしました。

「本日の星空」では、19時頃南西の空に見えるオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座
などの1等星をもつ冬の星座や22時頃南の空に見えるしし座、おとめ座といった
春の星座を紹介しました。

「太陽系の姿」で月の姿と惑星の名前、姿を確認したあとは「宇宙の果てへ」で、
天の川銀河の中の恒星や宇宙に数多く存在する銀河が暮らす世界を旅行しました。

「惑星の運動と重力」では、ある日突然宇宙がなくなったら?突然新しい太陽が
攻め込んできたら?というシミュレーションを会場の皆さんと行いました。

「ゲストコーナー」では木村さんに「お月さまはどこから来たの?」と題して
お話いただきました。
まず最初に、月は地球から約38万km離れたところにあること、直径約3476kmであること
などの月の基本的な情報を確認していきました。
実は月という言葉には地球の衛星という意味だけでなく、他の惑星を回る衛星という
意味もあり、火星にはフォボスとダイモスという月が存在します。
フォボスは直径約22km、ダイモスは直径約13kmと、地球の月と比べてずっと小さい
衛星です。
次に、地球の月やフォボス、ダイモスはどこから来たの?というクイズを行いました。
気になる答えは...残念ながらまだ分かっていませんが、有力な説は存在します。
地球の月は巨大衝突説、フォボス、ダイモスは巨大衝突説と捕獲説が有力と
されています。
フォボス、ダイモスについてもっと詳しく研究をするために、人工衛星を飛ばす計画が
進められているそうです。
木村さんはフォボスを探査する中性子分光器という装置を使って研究をしていました。
中性子線とは放射線の一種で、高速中性子、熱外中性子、熱中性子に分類すると、
水の存在量で結果が大きく変化します。
この結果から火星衛星の起源を解明できると考えられているそうです。
こういった研究が進められる中で、地球や太陽系の起源が明らかになる日も近いのでは
ないでしょうか。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回様々なゲストをお呼びして科学の話題を
お送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

投稿者 ライブショーアシスタント : 3月18日 | 科学技術館ユニバース
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