2022年4月より科学ライブショー「ユニバース」は月2回程度の上演を予定しております。
上演予定の詳細は、下記「今月以降の予定」欄をご覧ください。
科学ライブショー「ユニバース」は、1996年4月以来、毎週土曜日の午後に科学技術館(東京都千代田区)で開催されています。
各日・各回の上演内容は「太陽系の姿」や「銀河宇宙の世界」といった複数用意したコーナーの中から案内役が、紹介する話題に合わせていくつかを選んで紹介しています。「ゲストコーナー」では、週ごとに多彩な実践者(研究者や技術者、芸術家の方々など)にゲストとして登場していただき、実践をされている分野の「おもしろさ」について、案内役とやりとりをしながら紹介しています。
今月以降の予定
ライブ天体観測・ゲストの出演予定は都合により予告なく変更になることがあります。また、科学ライブショー「ユニバース」の上演日はシンラドームの通常上映は中止となります。ご了承ください。
月日 |
案内役・ゲスト
内容 |
1/11
| 案内役:半田利弘(日本天文学会会員理学博士)
太陽系の姿・恒星間飛行へのコーナーをお送り予定です。
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1/25 |
案内役:亀谷和久(宇宙航空研究開発機構JAXA)
太陽系の姿・季節の星空をお送りします。 |
みなさんは「核融合エネルギー」や「核融合炉」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? ひょっとすると少しおっかない印象を持つかもしれませんが、実は、日々私たちに光を届けてくれる太陽のように、数十億年輝き続ける星の仕組みから実現される次世代の水素エネルギー源です。星の下で生きる私たち人類が自らの手で星を創り出す。そんな「人工恒星」への挑戦が続くなか、星の材料である「プラズマ」の研究について紹介します。
「バーチャルリアリティ」や「メタバース」という言葉がより身近になってきました。
ゴーグルなどをつけることにより臨場感のある体験をすることができますがこれらはどのようにしてつくられているのでしょうか。
今回はその制作の一部とVRでつくられた横浜国立大学の映像をご覧いただきます。
過去の上演はこちら
上演案内
1996年3月にスタートした科学・ライブショー「ユニバース」は2008年8月に上演場所の科学技術館4階展示室を立体ドーム形式の「シンラドーム」へと、さらに2017年7月には高画質化とフルデジタルサウンド化のリニューアルしました。
科学ライブショー「ユニバース」は、名称はそのままに立体フルデジタルドームシアターにおいて、より迫力を増して、お楽しみいただいています。
上演場所とアクセス
科学技術館4階B室シンラドーム
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2番1号
「九段下駅」2番出口より徒歩約800m
(東京メトロ 東西線・同 半蔵門線・都営地下鉄 新宿線)
「竹橋駅」1b出口より徒歩約550m
(東京メトロ 東西線)
上演スケジュール
毎月第2・第4土曜日 2回上演中 約40分間 =>上演コーナーの詳しい内容はこちら
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上演時間 |
1回目 |
14:00〜14:40 |
2回目 |
15:30〜16:10 |
途中入場はご遠慮いただいております。
科学技術館の入館料のみでご覧になれます。
詳しくは科学技術館ウェブサイト(こちら)をご参照下さい。
当ページは学生集団「ちもんず」が作成しております。
科学技術館本体や(科学ライブショー・ユニバース」以外の)他の展示等に関するお問い合わせは、科学技術館にお願いいたします。
上演内容
コーナー紹介にあるものの内、概ね「ゲストコーナー」を含む2~4コーナーを上演致します。
月に1回程度、「ライブ天体観測」コーナーを実施します。
第一回(14:00から)と第二回(15:30から)では、「ゲストコーナー」を除く1~2コーナーを入れ替えることが多くなっています。
コンピュータやネットワーク、天候等等の状況により、一部コーナーの上演が出来ない場合がございます。悪しからずご了承下さい。
また、上記の上演予定は、都合により予告なく変更することがございます。併せてご了承下さいませ。
過去の実績
これまでに行われた科学技術館ユニバースでの科学ライブショー「ユニバース」は、以下をご覧下さい。
【ゲストのタイトルをクリックでポップアップしたい内容】
生物は絶えず環境変化に対応しながら生きています。環境温度を感じることは体温維持や体に傷害をもたらす熱や冷刺激から逃れるために重要です。私たちの身体には温度を感じるセンサーが備わっていると考えられますが、その実体は長年の謎でした。本番組ではノーベル医学・生理学賞を受賞されたDavid Julius先生らのグループが唐辛子の辛み成分カプサイシンセンサーを発見し、さらにこの受容体が温度センサーでもあることを発見した研究について紹介し、これらの研究の意義についてお話しします。
眞鍋淑郎(まなべしゅくろう)博士が、2021年ノーベル物理学賞を受賞されました。今、地球の温度は、二酸化炭素などの増加によりどんどん上昇していっています。そして、将来の地球の温度を予測するために、世界のいろいろな研究機関で、気候モデルを使ってコンピュータシミュレーションが行われています。眞鍋博士は、そうした気候モデルの基礎を作り、また地球温暖化の基本的な原理を提唱されました。気候モデルとはどういうものなのか、どうやって地球温暖化のシミュレーションが行われているのかを、最新の研究結果も交えながら紹介します。
未定
未定
未定
「リチウムイオン電池の開発」によって、米テキサス大学オースティン校のジョン・B・グッドイナフ教授、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のM・スタンリー・ウィッティンガム教授、旭化成の吉野彰名誉フェローの3氏に2019年ノーベル化学賞が授与されました。私たちの暮らしはいま、リチウムイオン電池なしでは成り立ちません。彼らが小型で長持ちする充電式の電池にたどりついた経緯をご紹介するとともに、リチウムイオン電池という夢の電池がモバイルIT機器の世界的な普及に貢献するまでの歴史を紐解きます。
右手と左手の関係にあるキラルな化合物は、匂いが異なったり、薬としての性質が異なる場合があります。そのため、一方の異性体を選択性よく合成することが必要です。これまで、キラルな化合物を合成するためには、パラジウムなどの金属錯体や、酵素などの生体触媒が用いられてきました。List博士およびMacMillan博士は、金属を含まない有機小分子が、境に優しい秀れた触媒として働くことを見出し、金属触媒、生体触媒に続く第3の触媒である「有機触媒」の有用性を明らかにしました。有機触媒は何か、また何に用いられるのか、最新の研究成果も交えて紹介します。
今日のユニバースはクリスマスにまつわる話題をお届けします。
クリスマスツリーの先端に飾られている星の飾り、「クリスマスの星」と呼ばれていますが、
イエス・キリスト降誕の物語がもとになっています。東方の3人の博士がこの「クリスマスの星」
を目指して、イエス・キリストの誕生のお祝いに出かけたということなのですが。
この「クリスマスの星」、実際に出現していたのではないかといろんな説がささやかれています。
さてさて、どんな星が「クリスマスの星」と考えられたのでしょうか?
私たちの身のまわりには無線LANやスマホなどからのさまざまな電波が存在します。電子レンジの中のような強力な電波は別として、身近な環境の電波の安全性に疑問を持つ人は少ないかもしれません。しかし、気づかない程度の弱い電波が人体に対して本当に安全なのか、という懸念を抱く人々がおり、その疑問に明確に答えることは簡単ではありません。この問題への40年以上にわたる取り組みを踏まえて、話題を提供させていただきます。
夏の星空に見える星座たち、8月13日に極大を迎えるペルセウス座流星群、ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の最新情報。などの話題をお届けします。