12月9日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では野本知理(千葉大学)が案内役を務めました。

最初のコーナー「分子の世界」では、身近な調味料に含まれる分子の構造を見ていきました。シンラドームのスクリーンに映る様々な調味料の分子たち。お酒、お酢、砂糖…などにある分子の立体的モデルから、「甘い」や「酸っぱい」など調味料の味を当てていっていただきました。中には、「甘じょっぱい」、「甘酸っぱい」などいくつもの味を言ってくださるお子さんもいました。食塩を用いたシミュレーションでは、食塩結晶の温度を変えてイオンの動きを見ていきました。温度を下げたらどうなるのか、上げていったらどうなるのか予想をしていただき、結果をシミュレーションで観察しました。

続いてのコーナー「恒星間飛行」では、宇宙を移動して様々な星空を見ていきました。他の恒星に移動したり、時間を巻き戻したり、光速近くで宇宙旅行をしたり、宇宙の別の場所・時代にある私たちから見える空とは少し違った星空を見ることができました。

そして、「重力の不思議」のコーナーでは、太陽系を使ったシミュレーションを行いました。どうして惑星は太陽の周りをまわっているのか?という問いかけから始まり、地球が速くなったら? 太陽がなくなったら? 太陽が何個も現れたら? と違う条件で実験をしていきました。今回の太陽を増やす実験では最大7個と、とても多くの星を出現させました。シミュレーションの結果には、太陽同士が4-5個集まって回っている様子や、地球がはじき飛ばされる様子を見て「おー!」と驚きの声も上がっていました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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