1月13日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(JAXA宇宙航空研究開発機構)が案内役を務めました。

「太陽系の姿」のコーナーでは、水星から海王星、冥王星までの惑星(準惑星)を見ていきました。
月では小型月着陸機SLIMの紹介をしました。SLIMは、昨年9月に打ち上げられ、先月12月に月周回軌道に入りました。今月20日に月面着陸も予定しています。
着陸の様子はJAXAより配信もされるそうです。見逃せませんね。火星では火星衛星探査計画MMXの紹介を行いました。MMXは、火星の衛星フォボスからのサンプルリターンを目指して、2026年に打ち上げられる予定です。こちらも要チェックです。

「最近の太陽」のコーナーでは、最近の太陽の黒点やプロミネンスの画像をお見せしました。昨年2023年の大晦日に起こった太陽フレアについても紹介しました。現在、太陽の活動は活発になってきていて、2025年に黒点の数が最も増えると予想されています。

「冬の星空・星座」のコーナーでは、本日の夜の空に見える星座を見ていきました。今の星空は、オリオン座をはじめ、おうし座、ぎょしゃ座やこいぬ座、おおいぬ座、りゅうこつ座カノープスまで、たくさんの星座および1等星が見えます。ぜひ夜空を見上げることがあれば探してみてください。

また、「銀河宇宙の世界」のコーナーでは地球・太陽系を離れ、いくつもの銀河が見える宇宙まで飛び出していきました。銀河に関連して、SLIMとともに昨年9月に打ち上げられたX線分光撮像衛星XRISMのファーストライト観測についてお話ししました。銀河団が衝突している様子をとらえたX線画像や、超新星残骸のX線スペクトルの画像を紹介しました。
宇宙の大規模構造まで見たあと、再び地球に戻りライブショーを終えました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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