実感太陽系 実例
実感太陽系は、「太陽系の姿」及び「恒星間飛行」コーナーの中で、宇宙の広がりの理解を助けるために、天体の大きさや距離を身近なスケールに変え、小さくなった天体を手に乗せたりすぐそこに近付いた惑星まで歩いてみたりすることによって、宇宙の大きさを体感して頂くサブコーナーです。
実感太陽系のページでの説明を、ここでは具体例を挙げて行ってみます。
科学技術館ユニバースから九段下駅方面へ(その2)
科学技術館ユニバースにおいては、科学技術館及びその周囲の北の丸公園界隈のランドマークを用いて実感太陽系の上演を行っています。
まず、直径約7cmのゴムボールまたは発泡スチロール球を会場である科学技術館4階ユニバースの前方に置き、これを太陽とみなします。
このとき、ビーズ玉よりも小さな水星・金星・地球・火星の各惑星が客席付近までに相当する距離に存在することになります。
木星は館のフロア一杯に半径があるような感じです。
この画像は、インクリメントP株式会社様の生活地図サイト MapFan Web及びインターネット地図ソフト MapFan.netを元に作成させて頂いております。
当ページでの利用方法が学術的利用に該当するとして、2003年11月11日までにちもんずに対し地図の使用許諾を下さった同社に感謝致します。
ここでは、科学技術館から清水門を通って九段下駅(東京メトロ東西線・同半蔵門線・都営新宿線)4番出口方面にお帰りになる道に沿って、土星以遠の惑星の軌道と位置の一例を説明します。
清水門までの段は急ですし、雨の日には非常に滑り易いので、お足元にお気を付け下さい。
土星は、館を出てすぐ右手に進み、道なりに更に右折して坂を下る途中、右手に科学技術館の通用口があり左手に清水門への階段と公衆便所がある辺りです。お手洗いが目印になるでしょう。
天王星は、清水門を抜けた直後、牛ヶ淵・清水濠に架かる橋の手前辺りです。
海王星は、橋を渡りきって左折した、千代田会館の角に相当します。
参考までに、かつて太陽系の惑星に分類されていた冥王星は、九段会館の入り口付近ということになります。
どうぞ気を付けてお帰り下さいませ。