実感太陽系(さいたま市宇宙劇場周辺)

実感太陽系実例


実感太陽系は、「太陽系の姿」及び「恒星間飛行」コーナーの中で、宇宙の広がりの理解を助けるために、天体の大きさや距離を身近なスケールに変え、小さくなった天体を手に乗せたりすぐそこに近付いた惑星まで歩いてみたりすることによって、宇宙の大きさを体感して頂くサブコーナーです。
実感太陽系のページでの説明を、ここでは具体例を挙げて行ってみます。


出張ユニバースでは


出張ユニバースにおいても、会場となる科学館やプラネタリウム等にある太陽系縮尺模型をお借りしたり、施設内や周囲のランドマークを活用したりして”実感太陽系”の上演を行うことがあります。
基本的には科学技術館での上演と変わりませんが、目印に応じて縮尺を変えたり、地元の方が慣れ親しんでいる会場付近の建物を惑星の位置の例に出したりしてお楽しみ頂きます。
ここでは、時間の制約から実際に”実感太陽系”を上演させて頂いたことはありませんが、2002年5月・2003年8月・同10月に出張ユニバースでお邪魔したさいたま市宇宙劇場(埼玉県さいたま市大宮区)さんを例に、地元の方に分かり易い各惑星の軌道と位置の一例を説明します。

この画像は、インクリメントP株式会社様の生活地図サイト MapFan Web及びインターネット地図ソフト MapFan.netを元に作成させて頂いております。
当ページでの利用方法が学術的利用に該当するとして、2003年11月11日までにちもんずに対し地図の使用許諾を下さった同社に感謝致します。

まず、直径約7cmのゴムボールまたは発泡スチロール球を宇宙劇場ホールの前方に置き、これを太陽とみなします。
このとき、ビーズ玉よりも小さな水星・金星・地球・火星の各惑星が概ね大宮情報文化センター”JACK大宮”の敷地内に存在することになります。

木星は、埼玉新都市交通ニューシャトル伊奈線大宮駅を出た直後といったところです。
土星は、DOM PartIIのDOM PartIとの連絡口の袂付近、或いはニューシャトルの券売機付近です。
天王星は、大宮アルシェの北側の壁辺り、或いは丸井大宮店の大宮駅との連絡口の袂辺りです。
海王星は、ファーストキッチン大宮西口店、或いはJR大宮駅4番線(東北線(宇都宮線)上り・湘南新宿ライン)の一番後ろ(土呂駅寄り)に相当します。参考までに、かつて太陽系の惑星に分類されていた冥王星は、駅コンコースを通って東口に向かい、武蔵野銀行大宮駅ビル出張所付近、或いは大宮ロフト入り口付近ということになります。
お楽しみ頂けましたでしょうか。