案内役

案内役

これまでに科学技術館でのユニバースでは、以下の人間が案内役(旧・ホスト)としてライブショーの司会進行役を担当しました。
主として天文学を中心とした科学の研究者が案内役を勤めますが、時折アシスタントの中で専門が近い者が代役を担当することもあります。

戎崎 俊一
独立行政法人 理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員, 理学博士
ユニバースの提唱者で、1996年4月から(当時、理化学研究所 計算科学研究室 主任研究員)現在に至るまで、特に出張ユニバースにおいて頻繁に案内役を担当している。
専門は計算科学、超高速専用計算機の開発、銀河ダイナミクス、計算機の教育応用など。
伊藤 哲也
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台 チリ観測所 技術職員
1998年4月から(当時、東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 学生)。初代チーフアシスタントで、現在は案内役を勤める。専門は電波天文学で、大学院では富士山山頂にあった口径1.2m電波望遠鏡で星間分子雲を研究。国立天文台では技術職員として南米チリに国際協力で建設された電波干渉計ALMAの受信機量産に携わった後、チリでの電波望遠鏡の運用に参加している。
亀谷 和久 (かめがい かずひさ)
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台 天文情報センター, 博士(理学)
アシスタントを担当する傍ら、1999年8月から(当時、東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 学生)。2004年度から所属が変わるのを機にアシスタントを卒業して案内役に専念。専門は電波天文学。富士山頂や南米チリに設置した電波望遠鏡を用いて、星間分子雲が生まれる過程や、そこから恒星が生まれる過程を研究してきた。観測装置の開発も手掛けている。ユニバースのほかにも天文学を多くの人と楽しむためにいろいろな活動を展開している。
矢治 健太郎
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)  国際宇宙探査センター 火星衛星探査機(MMX)プロジェクトチーム
2004年10月から担当。かわべ天文公園、国立天文台、立教大学と渡り歩いて、国立天文台に出戻り、さらに核融合科学研究所を経て、2023年8月より現職。太陽観測衛星「ひので」など太陽観測データを活用した教育普及活動を行っていた。「太陽系の姿」では、これまでの経験を活かして、星座や太陽の話を盛り込んでいる。現在は、2024年度打上予定の火星衛星探査機(MMX)プロジェクトの広報を担当している。声が大きくて、顔が広くて、いつも緑色。
片岡 龍峰 (かたおか りゅうほう)
東京工業大学 理学研究流動機構 特任助教 博士(理学)
2010年6月から担当。オーロラや宇宙天気の話題に触れて、太陽系と宇宙の姿を紹介する。専門は磁気圏物理学。全天週立体オーロラ3Dプロジェクト プロジェクト代表。アマテラスプレイヤーによるオーロラ映像配信中!
野本 知理 (のもと とものり)
千葉大学 大学院工学研究科共生応用化学専攻助教,博士(理学)
2010年7月から案内役担当,元アシスタントであり恒星間航行シミュレータ「HippLiner」の開発やシンラドームでの分子シミュレーション3D立体視コンテンツの開発も行う。今後は物理、化学など、ライブショーの森羅万象への展開も予定している。専門は分子分光学,物理化学。レーザーを用いて分子や界面の計測手法開発を行っている。
大朝 由美子(おおあさ ゆみこ)
埼玉大学 教育学部/大学院理工学研究科 准教授、博士(理学)
2010年7月から案内役を担当。学部時代は野辺山で分子雲について電波観測を行ない、大学院からは国立天文台ですばる望遠鏡・観測装置の立ち上げや誕生したばかりの星惑星や系外惑星・褐色矮星の(主に)光赤外線観測による研究を進めてきた。研究員時代には、JAXAで地球大気の観測などにも携わる。

これまでに登壇した案内役

所属等の記事は登壇当時のもので現在とは異なる場合があります。

半田 利弘
鹿児島大学理学部・大学院理工学研究科 教授, 理学博士
1996年5月から(当時、東京大学 理学部 附属天文学教育研究センター 助手)現在まで担当。得意なコーナーは、「太陽系の姿」(実感太陽系・日食と月食)「星の誕生」「電波で見た宇宙」「恒星間飛行」など。喋りすぎで時間超過してしまいがちな欠点がある。
研究上の専門は電波天文学。特に天の川銀河の星間物質や天の川銀河の構造について調べている。
中川 貴雄
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 赤外・サブミリ波天文学研究系 教授, 理学博士
1996年7月から1997年6月まで担当(当時、宇宙科学研究所 宇宙圏研究系 赤外線天体物理学部門 教授)。
田代 信
国立大学法人 埼玉大学 理学部 物理学科 助教授, 理学博士
1996年11月から1997年6月まで担当(当時、東京大学 大学院理学系研究科 物理学 助教授)。
渡部 潤一
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台 天文情報公開センター 広報普及室 助教授, 理学博士
1996年11月(当時、国立天文台 天文情報公開センター 広報普及室 室長)、ゲストとしてユニバースに来た筈が、何故かその日の案内役を担当させられた。現在でもゲストとして活躍。
縣 秀彦
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台 天文情報公開センター 広報普及室 室長・助教授, 教育学博士
1997年1月から(当時、東京大学 教育学部附属高等学校・中学校 教諭)現在まで担当。
専門は理科教育(カリキュラムと教授法)、彗星、磁気圏など。
古沢 秀明
独立行政法人 理化学研究所 情報基盤センター
1997年9月から(当時、理化学研究所 情報基盤研究部 計算科学技術推進室)担当。他の案内役が動けないときのスーパーサブとして活躍中。
永井 智哉
独立行政法人 科学技術振興機構 研究開発戦略センター, 博士(理学)
1999年10月に担当(当時、国立天文台 理論天文学研究系)。
内藤 誠一郎
東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻 博士課程
アシスタントを担当する傍ら、2000年11月から(当時、東京大学 理学部 天文学科 学生)。
松浦 匡
東京大学 大学院学際情報学府 学際情報学専攻 学際情報学コース 修士課程
アシスタントを担当する傍ら、2000年12月から(当時、東京大学 教養学部後期課程 生命・認知科学科 認知行動科学分科 学生)。
大島 まり
国立大学法人 東京大学 生産技術研究所 人間・社会部門 インフラストラクチャー研究群 助教授, 工学博士
2002年1月から(当時、東京大学 生産技術研究所 人間・社会部門 インフラストラクチャー研究群 助教授)。大学で以前から次世代を担う若い人にもっと科学に興味を持ってもらおうという活動に関わっていたことから、ゲストとしてだけでなく案内役としてもユニバースに参加することに。
専門は数値流体力学と生体流体力学。
木村 かおる
財団法人 日本科学技術振興財団 科学技術館運営部
2002年1月から担当(当時、理化学研究所 情報基盤研究部)。元、天文博物館 五島プラネタリウム 学芸員。
現在はリモート望遠鏡を通じての遠隔教育やe-learning等の天文教育普及活動を行っている。
古石 貴裕
独立行政法人 理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室, 博士(理学)
2003年5月から担当(当時、理化学研究所 情報基盤研究部 計算科学技術推進室)。「太陽系の姿」と「分子の世界」を統一的に紹介。
専門は計算物理、計算化学など。
川井 和彦
独立行政法人 理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室
1997年10月から担当。得意なコーナーは「太陽系の姿」から、その時々の天文に関する話題を紹介すること。
超伝導接合素子や超高速CCDカメラの開発を行っている。また、研究成果を普及する活動にも携わっており、「デジタルコンテンツ用共通プラットフォーム」の提案をしている。
今田 大皓
筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物理学専攻 博士後期課程
アシスタントを2010年から担当しており、2015年8月に初めて案内役を担当する。専門は光学理論と電波天文学。大学院では電波望遠鏡の広視野化に必要な理論を整え、光学設計に携わっている。