9月9日@科学技術館

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まず、太陽系の惑星紹介をしました。水星から順に海王星まで見たあと、次の冥王星は先日の IAU で惑星の定義から外されてしまった、ということが話題になりました。
最近の観測で、海王星よりも外側の天体がたくさん見つかってきました。では、冥王星のその次の天体はどうなるのでしょうか? そのため、惑星の定義を決めようとしたのだそうです。
そして、「ゲストコーナー」では、チェコのプラハで行なわれた IAU に参加した東京大学の平松正顕さんに IAU のお話をしていただきました。 IAU は、天文学者の国連のようなもので、様々な研究会を行なったりするのがメインで、惑星の定義の議論は、あくまで、その中のほんの一部だそうです。
惑星の定義に関しては、週刊ユニバースの8月26日の記事にも書いてありますのでご覧ください。
「冥王星は、仲間はずれにされてかわいそう」、という意見もありますが、むしろ、冥王星は、新しい種族の天体の典型例として、重要な存在になるだろうということです。