2月24日@科学技術館

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「太陽系の姿」では、地球の衛星である月、宵の明星・明の明星とも呼ばれる金星、環を持つ土星や、くじら座のミラという明るさが変わる不思議な恒星のお話をしました。この日は天気が良く綺麗な半月が夜空を照らしていました。
「ライブ天体観測」では、アメリカのヤーキス天文台のビビアンさんに撮影してもらった、オリオン座の画像を紹介しました。
「銀河宇宙の世界」では、宇宙にある様々な形の銀河についてのお話と、2つの銀河を衝突させるとどんな形になるのか会場のお客さんにお手伝いをしてもらいシミュレーションしました。
「ゲストコーナー」では、金星探査のお話でした。地球の双子星とも言われ、大きさも地球と同じくらい金星ですが、その環境は地球とはかけ離れています。平均気温は約460度、大気圧は約90気圧で硫酸の雨が降るという地獄のような場所なのです。元は地球と似た環境だったという説があり、何故金星はこのような環境になってしまったのか不思議がられています。3年後の2010年に金星を探査するためにPLANET-Cという人工衛星が打ち上げられます、これからの活躍に期待したいですね。この時期金星は夕方の西空に明るく輝いています。地球の双子星 金星の不思議に思いを馳せて空を見上げてみてはいかがでしょうか?