6月30日@科学技術館

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本日も真夏のような陽気でしたが、大勢のお客さんがお越しになりました。
「太陽系の姿」では、西の空で金星と土星が並ぶ様子や東の空に上る木星の姿を紹介しました。また、惑星にちなんで国立天文台の惑星ぜんぶ見ようよ☆という企画を紹介しました。8つの惑星を見つけると認定証がもらえるそうです。期限は来年まであるので、夏休み等で皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
「ゲストコーナー」では、東京大学より森永修司さんと石川遼子さんのお二方に、太陽観測衛星「ひので」による太陽の観測結果を話していただきました。「ひので」には搭載されている3種類の望遠鏡で、地上では観測できないような小さな爆発を世界で始めて観測したそうです。太陽表面がぐつぐつ煮えくり返っているような姿やまるで日本列島のような形の黒点(しかし、地球が丸ごと納まってしまうほどの大きさ!)を綺麗な動画で見せていただき、私たちの知らない太陽の表情をたくさん知る事が出来ました。他にも、太陽表面では6000℃に対して上空にある太陽コロナは100万℃という温度差があるのですが、その理由は現在も研究中だそうです。「ひので」の観測結果で解明できるといいですね。