宇宙に住んでみたい、そんな夢を持ったことはありませんか。
特別イベント 『生物学者と天文学者が語る「宇宙に住もう!?」』 を、トークショー形式で開催しました。登壇者は
戎崎俊一先生(理化学研究所戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)、
林崎良英先生(理化学研究所オミックス基盤研究領域 領域長)です。
冒頭で「宇宙に住む」と聞いて、皆さんはどんなことを想像しましたか?
現在、地球上の資源は数百年で尽きると言われていて、特に石油に関しては約40年、私たちの生活に欠かせない家電製品に多く使用されている金は約20年、銅は約30年と言われています。
天文学者の戎崎先生は、天文学的な側面から宇宙資源を地球に運ぶのではなく、資源が豊富にある小惑星に住むことが効率的だと考え、提案しています。
生物学者である林崎先生は、生物的な側面から、宇宙線が人体に与える影響、無重力が人体や植物、食物生産に与える影響を真剣に考え、宇宙に住むことは難しいと考えています。
宇宙に住むことのいいところや実現するための課題についてお客さんも交えて、熱いトークが繰り広げられました。
宇宙に住むためにはさまざまな課題を乗り越える必要がありますが、それと同時に多くの可能性があることを感じさせてくれました。
11月15日@特別イベント 生物学者と天文学者が語る 「宇宙に住もう!?」
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