9月18日@科学技術館

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9月22日(水)は中秋の名月ですね。
本日は案内役片岡先生、ゲスト小泉先生により、中秋の名月にちなんだ月に関する内容をお送りしました。
月は地上から見るとなぜ平らに見えるのでしょうか?
これは月の砂が乱反射することにより、本来の球状ではなく、おぼんのように平らに見えるのです。
地上から見ると平らに見えてしまう月を立体画像にするには、視差(ある物を異なる2点から見たときの角度の差。目を想像していただけばわかると思います。)が必要で、この視差を
利用して小泉先生が撮影した月の写真を立体画像として見せていただきました。とてもすばらしい写真の数々でした。
私達に一番近い天体である月ですが、どのようにしてできたのでしょうか。
地球から生まれたという親子説、地球と同時にできたという兄弟説など様々な説がありますが、今のところ一番有力だと言われているのはジャイアントインパクト説です。大きな天体
が地球に衝突したことにより、飛び散った岩石のようなものがまとまり、今の月の形になったという説です。この衝突から月の原形の成り立ちまでのシュミレーションを3D映像でご覧
いただきました。
月について良くわかるとさらに中秋の名月が楽しみになりました。