7月28日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は大朝由美子(埼玉大学)
が案内役を務め、ゲストに黒ラブ教授さん(よしもとクリエイティブ・
エージェンシー)をお迎えしてお送りしました。
昼間に星空を見るためにはどうすればよいでしょうか?一つ目は
今の時間が夜である場所に移動する方法。そして二つ目には場所は
移動せずに時間を進める方法があります。
まず、日本の昼の時間に夜であるアメリカ・ヤーキス天文台と繋ぎ、
ビビアンさんと天文台を紹介する「ライブ天体観測」を行い、ヤーキスで
撮影した星空をご覧頂きました。今度は時間を進めて東京の夜空を
眺めました。都会の街灯りで、見える星の数は少ないものの、その
中でも際だって見える、夏の大三角や月などをみなさんと一緒に
探しました。さらに、街灯りの少なかった100年ほど前の東京の
星空を再現し、以前は東京でもたくさんの星が見えていたことを
実感しました。


terminator-moon20120726-4_images_yerkes24.jpg
図:月のクレーター
Yerkes41inch_Sagittarius.JPG
図:ヤーキス天文台から見た銀河系中心方向
Yerkes24inch_AndromedaGalaxy.JPG
図:ヤーキス天文台から見たアンドロメダ銀河

次に、地球を飛び出して「太陽系の姿」を3D映像でご覧頂きました。
太陽系内の惑星を順に紹介した後、太陽系の外まで飛び出して様々な
恒星、天の川銀河、そして宇宙の果てまでの旅を楽しんで頂きました。
「ゲストコーナー」では黒ラブ教授さんに「黒ラブ教授のお笑い科学
技術館シンラドームライブうちの湯のみはもちろん200mlコニカル
ビーカーだぁヾ(@゜▽゜@)ノビカビカ!」
と題しましてお話し頂きました。
理系知的知ったかぶり学では、スーパーカミオカンデやトンネル
ドンなどの言葉を説明して頂き、さらにいかに知的に、かっこよく
使えるのかという方法も紹介して頂きました。次に恋愛物理学では
人が頭をなでられるときに「エヘッ」となるのはどの強さで
なでられたときなのか、彼女がプロレスラーだったら?などの
お話は新鮮で会場にも笑いの渦が起こり、アシスタントも思わず
一緒に笑ってしまいました。最後に理系対文系ということで、
理系文系それぞれの偉人に理系と文系結局どっちがすごいの?
ということで対決してもらいました。理系文系の偉人のデーターを
教授なりに、慎重に比較分析して、見事理系が勝つことが出来ました!
理系の人もそうでない人も思わず笑える黒ラブ教授さんの活躍には
これからも要注目!ですね。みなさん一緒に「ハーイ、ニュートリノ!」
科学ライブショー「ユニバース」では毎週異なる案内役、内容で
お送りしています。ゲストには、様々な分野でご活躍中の方を
お呼びしています。今年も猛暑となりそうですが、せっかくの
夏休み、初めての方もそうでない方もぜひ科学技術館、シンラ
ドームまでお越し下さい。