7月28日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務め、ゲストに岸道郎さん(北海道大学名誉教授)をお迎えしてお送りしました。

ライブショーは科学技術館からスタートし、本日東京で見える星空として、夏の大三角形を紹介しました。そして、星座線とは別に輝いている星たちに注目。
この星の正体は、惑う星。最近は、曜日の名前でいうと、水曜日以外よく見えています。
中でも今年は15年に一度の火星大接近!しかし、砂嵐で火星表面の模様が見えづらくなっているようです。さて皆さんの目ではどのように見えるでしょうか?
本日の星空を眺めた後、100年前の東京で見えた星空を再現。天の川まで見える満天の星空ですね。
天の川を詳しくみていくと、黒い雲、暗黒星雲が見えました。星が生まれる場所です。
実は星にも一生があり、夏の大三角には、星の誕生する姿、死にゆく姿、両方を見ることができます!

「ゲストコーナー」では、岸さんに「海水の不思議」というタイトルでお話していただきました。
海水は陸の岩塩が溶けて塩辛くなります。海水の塩分は約3%でありますが、場所によって濃度は異なります。
海面の塩分は北に行くほど海水は蒸発しにくくなるので薄くなりますが、大西洋では雨が少ないため濃くなります。
海洋の上空でできる雲の核となる「海塩粒子」は、海面に浮かんでいる気泡が破裂した際に空中に舞う微小な水滴が蒸発したものです。今回は、3%の塩水を入れたペットボトルを会場の皆さんに振ってもらう実験をしました。ペットボトルを振ってみると、波打ち際の泡のように塩水の表面が白く泡立つことが分かりました。この泡が「海塩粒子」のモトとなり、真水では雲の核はできないのですね。
何気なく見ていた海も、科学的に見るとたくさんの不思議があるのですね。

最後に土星の環を潜ったり、先日はやぶさ2が近くで撮影したリュウグウの写真や、木星の衛星であるエンケラドスの写真などを見たり、天の川銀河を眺めたり。そして、多彩な銀河の間を飛行しながら、科学技術館まで戻って本日のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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