10月20日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、ゲストに相馬央令子さん(宇宙航空研究開発機構)をお迎えしてお送りしました。

ライブショーは本日も科学技術館からスタートし、今夜見える星や惑星の紹介をしました。
ベガ、アルタイル、デネブの3つの星の夏の大三角、秋に見えるみなみのうお座のフォーマルハウト、火星や明日10月21日に十三夜をむかえる月などの紹介をしました。
また、本日10月20日の午前10時45分に南米フランス領ギアナから打ち上げられ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)で共同で開発をされた、水星磁気圏探査機「みお」の紹介をしました。
そのあと、天の川銀河の外まで飛び出し、宇宙の大規模構造を見てから、地球まで戻ってきました。

「ゲストコーナー」では、相馬さんに「宇宙に大きなものを運ぶ ~小さくたたむ、大きくひらく~」と題してお話ししていただきました。
宇宙に人工衛星などを運ぶときは、ロケットのフェアリングといわれる頭の部分に入れられます。
色々な形の人工衛星がありますが、写真で見るような大きさ・形のまま入れるのでしょうか?分解して運ばれるのでしょうか?

ロケットが宇宙に到着した後は人が直接、人工衛星を組み立てるのが難しいです。
そこで、フェアリングより大きな人工衛星は、細かいパーツにして運ぶのではなく、入るサイズまでたたんで、宇宙でひらきます。
ここでのポイントは宇宙で簡単に元の形に戻るようにたたむことです。
例えば大きな翼のような太陽光パネルを持っている人工衛星は、パネルの所だけパタパタたたんでロケットに収納し、宇宙についたらパネルをひらいて元の形に戻します。
特殊なたたみ方で有名なものとして「ミウラ折り」というものがあります。
今回、相馬さんは、ミウラ折りでたたまれた、模造紙が一瞬で展開する様子や、この他に、宇宙ヨット「IKAROS(イカロス)」の模型も用い、実演していただきました。
このようなたたみ方は、自然界にある、花や虫などの身近なものからもヒントを得て、考えられています。
今後計画されている数km四方の大きな太陽光パネルをもった人工衛星も、色々なたたみ方、ひらき方を考えているそうです。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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