2月9日@科学技術館

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今日の科学ライブショー「ユニバース」は、矢治健太郎(核融合科学研究所)が案内役を務め、
ゲストに伊藤篤史さん(同)をお迎えしてお送りしました。

伊藤さんは「未来のエネルギー:プラズマ核融合」という題でお話ししてくださいました。
固体の物質は温めると液体、気体と変化しますが、数万度まで加熱するとプラズマになります。

プラズマは物体を作っている原子が陽イオンと電子に分かれた状態のことです。
ここに強力なエネルギーを与えると、本来は電気的に反発する陽イオン同士を合体させることができます。これが核融合です。
核融合は例えば太陽で起きています。太陽の巨大な重力が水素イオンを強力な力で集めて核融合させるのです。
核融合が起こると大きなエネルギーが放出されます。これを発電などに利用しようというアイディアがあります。
そのためには反発する陽イオンを押しとどめる巨大な力が必要です。核融合科学研究所では、

巨大で強力な超電導磁石を使ってプラズマを押しとどめ、核融合を起こす実験が行われています。

今日のライブショーでは、そのほか「太陽系の姿」「最近の太陽」「本日の星空」「宇宙の果てへ」のコーナーをお見せしました。
それから、地球から50億km離れた半径1.3kmの小天体が小型望遠鏡で発見された大ニュースを紹介しました。

大型望遠鏡でも発見できなかった極小天体が市販の望遠鏡で見つかったという快挙です。
このような小天体は惑星形成の材料の生き残りと考えられています。今回の小天体の発見が、

太陽系誕生の姿を明らかにする手掛かりになるかもしれません。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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