3月30日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、矢治健太郎(核融合科学研究所)が案内役を務め、
ゲストに今村 剛さん(東京大学大学院 新領域創成科学研究科)をお迎えしてお送りしました。

「ゲストコーナー」では、「明けの明星に行ってみた」というタイトルでお話いただきました。
2010年に打ち上げられ、2015年から金星の周りを周回している、金星探査機「あかつき」は、金星の気象を観測する衛星です。
地球大気の100倍の濃度であったり、表面温度が460℃であったりし、金星は地球と違うところがたくさんあります。

その中でも、「スーパーローテーション」という、金星の自転よりもさらに速い速度で吹く風が存在します。
その速さは、実に時速400km にも達し、金星の自転速度の60倍もの速さであります。
この風は常に東から西へ吹き、地球の大気の流れとはまるで違っています。
また、金星には特殊な「超巨大弓状構造」という、金星の大気が巨大な弧を描く弓のような模様があることも、あかつきの観測から発見されました。
この弓模様は、金星にある巨大な山を風が越えることで発生する「山岳波」ではないかといわれています。

「スーパーローテーション」などの現象は、いまだに謎が多く、これからの研究の課題であります。

本日のライブショーではそのほかにも「太陽系の姿」「最近の太陽」「本日の星空」「宇宙の果てへ」をお送りし、
宇宙の大規模構造まで行き、地球に戻ってきたところで、今回のライブショーは終了しました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお招きして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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