8月10日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、伊藤哲也(国立天文台)が案内役を務めました。

最初は「本日の星空」のコーナー。本日の20時の夜空を見ていきました。西の空で見られるしし座、おとめ座、南の星空では明るく光る木星や土星、さそり座を観察することができます。夏の大三角の紹介もしました。方角を知るために北斗七星やカシオペア座を目印に北極星を見つける方法も紹介しました。明るい星が多く観測できる時期なのでぜひ夜空を見上げてみて下さい。

星座の観察のあとは「太陽系の姿」
を見に行きました。まず初めに月について。50年前の7月20日は人類が初めて月に降り立った日です。NASAの公式ホームページも50周年記念になっているので興味のある方は見てみてもよいかもしれません。現在では人を月に送っていませんが最近では2024年までに有人ミッションを行う計画があるとか。どのように計画が進んでいくのか、またどんな発見があるのか楽しみですね。続いて太陽系の内側から順に惑星の解説を行いました。火星では過去に水が流れていた痕跡があり、昔は火星人がいたと考えられていました。木星は地球の10倍近い大きな星ですが、自転周期は10時間程度と速く、木星を回る衛星の観察はガリレオが地動説を唱えるきっかけとなりました。土星の衛星エンケラドスに液体の海があると考えられています。ほかに、はやぶさ2のミッションなど最近のホットな話題についても触れた後、さらに遠くを目指し太陽系をどんどん離れていきました。

天の川銀河を外から見ることで普段見ている天の川が銀河の内側から星を見ていることを確認し、さらに遠くまでの宇宙旅行をしていきました。宇宙の旅の途中で、ALMA望遠鏡が撮影した系外惑星系が生成される途中の円盤をみたり、ALMA望遠鏡を含む8つの電波望遠鏡による観測で世界で初めてブラックホールの撮影に成功したことなどもお話ししました。今後の観測でブラックホールからでるジェットの撮影やブラックホールの動く姿など研究が進んでいくようなので、ますます目が離せませんね。

また日本とオランダが共同開発した、DESHIMAという広い周波数を観測できる装置を、チリのALMAの隣にあるアステという望遠鏡に搭載し、分子雲や銀河の研究への活用が期待されることについてもムービーを交えて紹介しました。このように日本だけでなく世界で宇宙の研究が行われています。2020年には野口宇宙飛行士が世界で初めて民間企業のロケットで宇宙へ行くという計画もあります。宇宙を身近に感じていただけたらいいなと思います。

最後に138億年前のビッグバンの名残の宇宙背景放射を見ていただき、国際宇宙ステーションの日本の実験棟やその他施設についての解説し地球へ戻って参りました。

今回ゲストコーナーはありませんでしたが、科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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