1月11日@科学技術館

投稿者:

本日の「ユニバース」は国立天文台の平松正顕が案内役を務めお送りしました。
最初は「本日の星空」のコーナーです。この日はちょうど満月でした。
夜空に輝く満月のそばに冬を代表するオリオン座を見つけることができます。
前回のユニバースでも取り上げましたが、オリオン座の赤い星ベテルギウスはここ数週間で暗くなってきていることで話題になっています。
ひょっとしたら私たちが生きている間にベテルギウスの超新星爆発が見られるかもしれませんね。

話題は変わって、2020年は天文イベントが盛りだくさんということで、今年注目の天文現象についてお話をしました。
まず6月21日に日本各地で部分日食が見られます。この日食は東京で3割強ほどかける見込みですが南に行くほどかけ方が大きくなり、沖縄では9割ほど欠ける見込みです。先日、2019年12月26日の日食が全国的に曇って見られなかったので次こそは晴れてほしいですね。
また、10月6日には火星が地球に接近します。地域の観測会などに出かけて望遠鏡をのぞいてみてはいかがでしょうか。
さらに年末には、はやぶさ2が小惑星リュウグウから試料を持ち帰って帰ってくる予定です。はやぶさ2が持ち帰った試料は生命の起源や太陽系の歴史に迫るための貴重な手掛かりになるといわれています。

本日はそのほかに「太陽系の姿」や「宇宙の果てへ」をお送りしました。
科学ライブショーでは毎週土曜日に様々な科学の話題をお送りしています。
今回取り上げた注目の天文現象も随時取り上げていきます。
土曜日はぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です