9月28日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、矢治健太郎(JAXA宇宙航空研究開発機構)が案内役を務めました。

まず「太陽系の姿」について見ていきました。惑星を太陽に近い順に紹介していく中で、特に火星に注目していきました。火星は地球に近いということもあり関心が高い惑星です。JAXAでは火星の衛星から資料を採取するMMXという計画も進んでいます。2026年に打ち上げを予定しており、太陽系惑星の形成について新たな発見があるかもしれません。

また、「最近の太陽の活動」を紹介しました。本日の太陽画像では黒点が見られました。黒点は11年周期で増減を繰り返しています。来年には極大を迎えるとされるため、最新の太陽を調べてみると段々と黒点が増えていく様子を確かめることができそうです。

加えて、太陽について、速さが2倍になったら?なくなったら?同じ質量の天体が現れたら?という疑問をシュミレーターを使って確かめていきました。太陽に向かってかかる重力と惑星の進行方向に注目することでわかっていきました。

そして「今日の星空」は19時ごろにペガスス座、アンドロメダ座、みずがめ座が見られそうです。フォーマルハウトという明るい星とその上辺りに土星も見つけられるかもかもしれません。ぜひ秋の夜空も見上げてみて下さい。

最後は「銀河宇宙の世界」を見に行きました。太陽系を飛び出していくと渦巻き状の天の川銀河が姿を現しました。さらにはるか遠くの銀河を越えるとまだ未知の空間まで到達しました。普段は見ることのできない宇宙の果てまで覗いてみると私たちの暮らす地球が宇宙のほんの一部であることを感じられました。

科学ライブショー「ユニバース」では毎回さまざまな科学の話題をお送りしています。

ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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