4月21日@科学技術館

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本日のライブショーは、久し振りに春らしい陽気に恵まれ、たくさんのお客さまにおいで頂きました。
「太陽系の姿」では、今晩見ることの出来る春の星座、おとめ座や牛飼い座、また、夕方西の空に輝く金星についてお話ししました。
「実感太陽系」では、太陽系を200億分の1にすると太陽をゴムボール大、地球は1ミリメールに満たないビーズ、太陽と地球の距離は7.5メートルになる事をお話しました。太陽系は意外とスカスカなんですね。そして、太陽から出た光が地球に届くのに、約8分もかかってしまいます。私たちが地球で見る太陽は、約8分前の太陽なのです。遠くから来た光を見ることは、昔の宇宙の姿を見ることになります。
「ゲストコーナー」では、 国立天文台の山崎大さんに宇宙背景放射について、お話していただきました。宇宙背景放射とは宇宙で一番遠くから来た光、宇宙が生まれて約38万年後に生まれた、宇宙で最も古い光です。これを研究することで、宇宙の様々な情報、宇宙の年齢、密度、宇宙の未来を知ることが出来るそうです。
今週は「宇宙図を読む」という、特別コーナーを行ないました。宇宙図には、物質の起源、宇宙の歴史やその構造が書かれています。宇宙図の見方や地球の歴史について解説しました。詳しい解説はこちらにありますのでどうぞごらんください。
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