4月30日@科学技術館

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本日のライブショーは
・太陽系の姿
・ゲストコーナー
の二本立てでした。「太陽系の姿」では、今見える星座から夕方の空にひときわ輝いている木星について解説しました。ヤーキス天文台にある約60cm望遠鏡で1時間おきに撮像された木星の写真をコマ送りして、木星の表面が刻々と変化していく様子を観察しました。地球で言う「台風」に相当する「大赤斑」やその他の模様などが木星の表面を運動している様子まで分かりました。
ゲストコーナー」では、普段「ユニバース」の3Dコーナーの立体視に使われている偏光板についてお話いただきました。偏光板とはさまざまな方向に振動する光を、あるひとつの方向に振動する成分だけ取り出すことの出来るフィルターのようなものです。二枚のフィルターの偏光方向を同じ方向に重ねると向こう側が透けて見えます。ところが一枚を回転させていくとあるところで急に向こう側が見えなくなります。また、偏光板をたくさん切り貼りしてそれをもう一枚の偏光板で見るといろいろな色に光って見えるなどいろんな実験をして、偏光板の仕組みについて学びました。
ユニバースで配ったメガネを分解して、いろいろな遊びにチャレンジしていただけるとうれしいです。