1月5日@科学技術館

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あけましておめでとうございます。
本年も科学技術館と科学ライブショー「ユニバース」を
よろしくお願いいたします。
今年のユニバースは矢治健太郎(立教大学)の案内のもと、冬の星空の
紹介から始まりました。オリオン座のベテルギウスとリゲル、おうし座の
アルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座の
プロキオン、おおいぬ座のシリウス、そして、りゅうこつ座のカノープス。
ベテルギウスとプロキオンとシリウスを結んだ三角形が「冬の大さんかく」。
冬は一等星をたくさん見ることができます。1等星は明るい街中
でも見つけやすいです。さて、全部見つけられるかな?
でも、カノープスがとても低いので、一番難しいかも。
初ユニバースの初「ゲストコーナー」は日本原子力研究開発機構の
佐藤真一郎さんをお招きして、「人工衛星の電力を支えるための
『最強の太陽電池』」というテーマでお話をうかがいました。
水も空気も無いような宇宙空間にある国際宇宙ステーションや
人工衛星が使う電力は、太陽電池によってまかなわれていますが、
地上で使われている太陽電池よりもずっと過酷な宇宙という環境に
います。中でも地上よりもはるかに多い放射線の影響は大変で、
だんだん発電量を低下させてしまいます。宇宙空間なので、
壊れてきたからといって簡単に修理や交換をするわけにも
いきません。放射線などに負けない強い太陽電池が必要です。
強い「最強の太陽電池」の開発を目指して、佐藤さんは放射線による
太陽電池の劣化について研究を行っているそうです。
今年もワンランク上のカガクのお話を目指してがんばります。
よろしくお願いいたします。