11月19日@科学技術館

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太陽系の姿」では、惑星当てクイズをしました。
また、11月20日に小惑星「イトカワ」に着陸する予定のJAXAの小惑星探査機「はやぶさ」の話をご紹介しました。
1回目には「銀河宇宙の世界」、2回目に「重力の不思議」のコーナーも行いました。
ゲストコーナー」では理化学研究所の阿部知子さんにお越しいただき、「江戸時代の園芸植物が現代に甦る」というタイトルでお話しいただきました。
江戸時代の葛飾北斎の作品の中に青い菊が描かれている浮世絵があるのですが、青い菊は現代では夢か幻となって存在しません。
また、江戸時代にはアサガオの奇葉・奇花「変化朝顔」を楽しむ園芸ブームがあり、「変化朝顔」を描いたアサガオの専門園芸書が 残されています。その中にも、現存しないアサガオがあります。
また、理化学研究所にある加速器施設・サイクロトロンで発生する重イオンビームがあてられているアサガオの種を1家族に1セット・5粒入りをお土産として配りました。
運が良ければ、今回の種から二代目に咲く花は見たことのない形・色になっているかもしれません。
会場の皆様も、来年の5月から育てることをとても楽しみにしていました。
どのような花が咲くのかは育ててみないとわからない「世界で一つだけの花」。なんだか素敵ですよね。