12月10日@科学技術館

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混雑することもなく始まったユニバースでしたが、惑星の名前当てクイズの時には、答えてくださった方へのプレゼントのカードを巡って積極的に答えを言ったりと、元気な子どもが多い日でした。
毎週話題にのぼっている小惑星イトカワと、小惑星探査機はやぶさについての紹介と、今週の水曜日に起こる天体現象・ふたご座流星群について、お話しました。
東京でも、一時間くらい空を眺めていると、いくつか見えるそうです。ただし冬の屋外はとても寒いですので、暖かい格好をして楽しく観測したいものですね。
ライブ天体観測」ではヤーキス天文台のビビアンさんに、テレビ電話越しにショーに出演していただきました。シカゴの夜の気温は-14度だそうです!その寒い中に撮ったオリオン大星雲や火星の写真を送っていただいて、会場の皆様とシカゴから見える星達を楽しみました。
ゲストコーナー」では国立天文台の関井 隆さんに「恒星としての太陽を探る」というタイトルでお話をいただきました。
地上を明るく照らしてくれる太陽はとても身近な存在です。しかし、地上から見た太陽はまぶしく、遮光グラスごしに観測してもただの白い丸にしか見えません。身近にある天体だからとはいえ、太陽について眺めるだけで全てを理解できるというわけではありません。
関井さんは日震学という分野から太陽の謎を解こうと研究されています。
地震というと、私たち日本人には特に恐ろしいイメージをもたらせますが、日震というのはとても穏やかに常に揺れている現象だそうです。
日震学では、太陽表面の振動・波動現象からその内部構造を探ることができるとのことです。
身近な天体だからこそ、会場の皆様も太陽についてのお話は興味深かったようです。