8月26日@科学技術館

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日本時間24日深夜に国際天文学連合の総会にて「惑星の定義」が決まりました。そんな旬な話題について「太陽系の姿」で紹介をしました。今回決まった「惑星の定義」は、簡単に言うと
1.太陽の周りを回っていること
2.自分の重力で球状をしていること
3.その軌道近くで他の天体を掃き散らせていること
の三点です。これは非常に簡略化した説明なので、詳しくは国立天文台などでご確認ください。これによると、先日まで太陽系第9番目の惑星とされていた冥王星は、「惑星」という分類から外れ、新しく作られた “dwarf planet” という種類の天体に分類されます。しかし、冥王星が消えてなくなるわけではありません。
ヤーキス天文台のビビアンさんは、冥王星は特別で好きな天体だとおっしゃっていました。今、冥王星は、「へび座(尾)」の近くに見えますので、残念ながら肉眼では見えませんが、望遠鏡を覗く機会があれば探してみてはいかがでしょうか。