今日はとても寒く、科学技術館周辺でもちらほら雪が降っていました。「ライブ天体観測」で使わせていただいている望遠鏡があるシカゴのヤーキスでも雪が降り積もっているそうです。そのため、天文台のビビアンさんには今週中に撮っておいていただいたかに座などの写真を送っていただきました。
「太陽系の姿」では、天文に興味のあるお客様が多く、出てきたたくさんの質問から、冥王星や惑星のサイズ、神話の話など、多岐にわたるお話が繰り広げられました。
また、本日二回目の上映の「太陽系の姿」と「銀河宇宙の世界」では、それぞれ重力の働きを見るシュミレーションを行いました。重力の大きさによって惑星の軌道や銀河の形は変わります。どう変わるのかユニバースの上演や図鑑で確認してみてくださいね。
「ゲストコーナー」では柳瀬 亘さん(東京大学)に「冬に考える台風のふしぎ」というタイトルで台風について解説して頂きました。台風のなかまは場所によって名称やうずの方向が変わるそうです。うずの方向が変わるのは自転の影響が関係していて、自転の影響が少ない赤道付近では台風のなかまは作られないそうです。台風が出来るためにはそのほかにも高い海の温度が必要で、そのため冬には台風の発生が少ないそうです。しかし実際には冬にもいくつか台風は発生しているそうなので、世界の天気地図から台風を探してみてくださいね。
2月9日@科学技術館
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