6月27日@科学技術館

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梅雨が明けてしまったのかと思うほど、晴天が続く今日この頃。本日は真夏日とされる30℃を超え、夏本番を予感させました。そんな科学ライブショー「ユニバース」には暑い中、多くのお客様が訪れました。
今回のライブショーは「太陽系の姿」「ライブ天体観測」「ゲストコーナー」の豪華3本立てでお送りしました。
「ライブ天体観測」では、ヤーキス天文台にいらっしゃるビビアンさんが撮影した木星、小惑星クロト、M63の天体写真を紹介しました。そのあとシンラドーム上で再現した宇宙空間に飛び立ち、その天体の場所に行きました。まるで宇宙旅行のようでした。
「ゲストコーナー」では、漫画家のあさりよしとお先生をお迎えして、「マンガやアニメで描かれる変な宇宙」と題しまして、マンガやアニメで描かれる宇宙の表現と、実際の宇宙現象のギャップについて熱く語って頂きました。
 皆様は宇宙船が惑星に向かって飛んで行くとき、どのような軌道を描くか知っていますか?マンガやアニメでは、最短ルートである一直線に描きがちですが、実際には太陽からの重力の関係で、一直線には行くことはできず、楕円軌道を描きながら地球から離れ、惑星に向かいます。このように迫力あるよう見せる為に、必ずしも正しく現象に沿って描かれないことが少なくないようです。宇宙を表現するということの、難しさと面白さ実感した内容でした。一直線だと思っていた方もいたのではないのでしょうか?
「ユニバース」では、このような日常から宇宙までさまざまな話題に溢れています。
週明け、学校や会社でお話してみてはいかがでしょうか。

写真:上演終了後に、あさりよしとお先生からサイン色紙をいただきました。
   素敵な色紙をありがとうございました。