9月19日@科学技術館

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今日は涼しくさらっとした風が吹き、トンボが飛び始めていました。秋ですね。
9月11日に、種子島宇宙センターからH-IIBロケット試験機が、国際宇宙ステーションに向けて飛び立ちました。
今、国際宇宙ステーション完成に向けて、宇宙飛行士が滞在しています。しかし、宇宙で生活するには、食糧や日用品など、さまざまな物資が必要です。宇宙飛行士が生活するための物資を運ぶために、宇宙ステーション補給機(HTV:H-II Transfer Vehicle:)技術実証機を載せたH-IIBロケット試験機が打ち上げたのです。
国際宇宙ステーションは、地球からどのくらい離れていると思いますか?実は、地球の地上から350kmから400km離れたところを周回しています。
こんなに遠く離れたところから見た地球は、丸く青くて綺麗なんだろうな・・・と想像しつつ、本日の「ユニバース」では、地球から宇宙へ飛び出して、太陽系を順に追いかけました。
しかし、宇宙から太陽系を見ると、太陽と地球の大きさは、あまりにも巨大で、実感が湧きません。そこで「ユニバース」では身近なものを使って、大きさと広さを観客に体験して頂きました。例えば、太陽が豆電球(7cm)大きさであると、地球のビーズ程の大きさ(1mm)に過ぎません。さらに、この豆電球(太陽)が「シンラドーム」の隅にあるとすると、ビーズ(地球)は「シンラドーム」の中央を周っているのです。宇宙って広いですね。
国際宇宙ステーションが完成して、もっと宇宙のことが知れるようになると良いですね。人間が宇宙で暮らせることができる日は、一歩一歩近づいているようです。