4月10日@科学技術館

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本日の「ユニバース」は半田利弘(東京大学)が案内役で「恒星間飛行」「ライブ天体観測」「ゲストコーナー」を上演しました。
「ライブ天体観測」では、彗星、土星、球状星団M3、子持ち銀河M51を紹介しました。
「ゲストコーナー」では、片岡龍峰さん(東京工業大学)をお迎えして「オーロラを3Dで見てみよう!」というタイトル上演しました。
私達がオーロラを目視すると平面としてしか認識されません。これは人間の両目が5cmしか離れていないことと、オーロラが十分に遠くにあることによります。よってオーロラのように離れた対象を見る場合、人間の目と目の間の距離は、無視できるほど小さなものとなってしまいます。
そこで、この仕組みを利用し、十分に遠く離れた2地点で観測したオーロラの写真を重ねることによって、オーロラが立体的に見られるというわけです。今回「ユニバース」で上演したものは、5km離れたアラスカの二つの観測地点から同時刻に撮影した100枚の写真を元に立体視化したオーロラです。多くの観客の方々が立体視化したオーロラに感動していました。
来週4月17日の「ゲストコーナ」でも片岡龍峰さん(東京工業大学)をお迎えするので、今回立体視のオーロラを見逃した皆様、もう一度立体視のオーロラが見たいお客様も、ぜひ「ユニバース」にいらしてください。