12月4日@科学技術館

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本日の「ユニバース」は案内役に亀谷和久先生(JAXA)、ゲストに相馬央令子先生(JAXA)をお招きしてお送りしました。
最初は太陽系から始まり、惑星を太陽に近い方から順に紹介していきました。太陽を電球に例え、地球の大きさや、惑星の太陽からの距離、また太陽に一番近い恒星の距離をクイズ形式でお話していきました。
そして太陽系から飛び出し、宇宙の果て(137億光年地点)まで飛行して、また地球に戻りました。
「ゲストコーナー」では、スペースデブリについてお話しました。
スペースデブリとは宇宙のゴミのことです。宇宙ゴミの定義は、人工的に作られた不要なものというもので、例えば役目を終えた人工衛星やロケットの最終段等がこれにあたります。この宇宙ゴミは、8km/sというものすごい速度で移動するため、小さな破片でも人工衛星にあたると人工衛星が破壊されるおそれがあります。
また地上に落ちてくることもありますし、なによりこれ以上このスペースデブリが増えますと、宇宙に行けなくなるかもしれません。
現在このスペースデブリを回収する方法は見つかっておらず、最も有効な手段はこれ以上ゴミを増やさないようにするということです。
宇宙へ行こうとお思いの方は、このスペースデブリにご注意下さい。