4月28日@科学技術館

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ゴールデンウィークも始まり科学技術館内もにぎわって
まいりました。本日はゲストの村田健史さん(情報通信
研究機構)にお越しいただき、案内役を片岡龍峰(東京工業
大学)が務め、お送りいたしました。
本日はアメリカのヤーキス天文台のビビアンさんと電話を繋ぎ
「ライブ天体観測」を行いました。金星、M5、M101などの
画像を送っていただきました。地球から見る星の形といえば丸を
想像するかと思いますが、望遠鏡で金星を見ると、なんと
三日月のように欠けて見えます。M101はおおぐま座、北斗
七星の近くにある渦巻銀河です。きれいな渦巻なので
「回転花火銀河」とも呼ばれています。


venus.png
図:金星
m5.png
図:球状星団(M5)
m101.png
図:回転花火銀河(M101)

次にオーロラの3D映像をお楽しみおただきました。これらの
映像は実際に観測で得られたデータを使っています。国際
宇宙ステーションからのオーロラ映像や世界で初めての立体
オーロラ映像、オーロラ爆発などをご覧いただきました。
国際宇宙ステーションから見るオーロラ映像は宇宙と大気の
境目がはっきりと分かる、とても感動的な映像となっております。
最後に「ゲストコーナー」では「3次元コンピューター
グラフィックスで見る宇宙天気シミュレーション」と
題しまして、村田さんにお話ししていただきました。
宇宙天気予報というものを皆さん、ご存じですか。
太陽の活動が活発になって太陽フレアと呼ばれる爆発現象
などが起きると地球での私たちの活動に様々な影響がでます。
太陽を観測することでこれを予測しようというのが宇宙天気
予報です。観測の対象は太陽だけではなく、オーロラもその
1つです。オーロラは太陽から吹く風の様子を教えてくれます。
ところで、オーロラを見るのに必要なものとは何でしょうか。
答えは地球の磁気圏と電離圏の両方が関係しています。
太陽系で、この2つの条件が当てはまる惑星には、地球以外にも
木星、土星などがあるそうです。
またスーパーコンピュータの話もしていただきました。スーパー
コンピュータを使うことで、直接観測することができない現象を
みることができます。現在、世界で一番早いスーパーコンピューターを
作っているのは日本です。このスーパーコンピューターは「京」といい、
一秒間に1京回の計算ができるそうです。小学生のみなさんも10問の
計算を何秒で解ききるかチャレンジしました。その結果が30秒から
40秒かかったので、このスーパーコンピューターの処理の速さが
分かりますね。「京」スーパーコンピューターを超える「垓」スーパー
コンピューターが生まれる日も近いかもしれません。