ゴールデンウィークなのに汗ばむ陽気のなか、「丸ごと未来館week」という企画で
江戸川区子ども未来館にお邪魔し、出張ユニバースを上演いたしました。
当日は小学校1年生からシニアの方まで、老若男女およそ60名の方々に参加しました。
今回は、太陽について研究している矢治健太郎(立教大学)が案内役を務めました。
前半では、今の宇宙の姿はどうなっているのか?冥王星はなんで惑星という分類から
はずされたの?など様々なお話をいたしました。太陽系から離れて、天の川銀河もからも
飛び出し、様々な銀河が現れる広大な銀河宇宙の世界についてのお話もしました。
今回は「重力の不思議」と題して重力レンズと呼ばれる、物体がゆがんでみえる現象の
シミュレーションをしました。初めは、銀河と地球の間に巨大な重力源があるとして、
重力源の位置を変えると銀河の見え方がどう変わるのかを紹介しました。そのあとに
銀河を案内役の写真に変えると体が大きくふくれたり、目が3つになったように見えたり、
小さい案内役がもう一人見えたり・・・などなど。会場からは笑いが起こりました。
さらに、当日その場で撮影した画像でもシミュレーションを行い、その場でしか
できないシミュレーションを楽しんでいただきました。
後半は、案内役が専門とする、太陽に関するお話をしました。われわれにとって一番
身近な恒星である「太陽」の黒点やフレアなどと、案内役も開発にたずさわった太陽
観測衛星「ひので」についてお話をしました。
今回のように科学ライブショーユニバースでは、全国各地へ出張して、ライブショー
を行っています。次はあなたの街にお邪魔するかもしれません・・・
5月3日@江戸川区子ども未来館
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