6月2日@科学技術館

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本日の科学ライブショーユニバースは矢治健太郎(立教大学)を
案内役、ゲストに中桐正夫さん(国立天文台)をお迎えして
お届けしました。
始めに「太陽系の姿」では太陽系の惑星を一つ一つ紹介しました。
5/21の金環日食時の太陽、月、地球の位置もご覧頂き、ちもんず
メンバーが撮影した金環日食の動画を紹介しました。
今年は、金環日食だけでなく、6月4日には部分月食、そして、
6月6日には金星の太陽面通過を観ることができます。この太陽面
通過は前回は8年前に起こりましたが、次に見られるのは105年後
になってしまいます。この機会を逃さないようにしたいですね。
次に地上に降り、夜空に見える星座を紹介しました。
北斗七星やしし座、さそり座などの有名な星座や、スピカ、
デネボラ、アルクトゥルスを結んだ春の大三角を説明しました。
本日の「ゲストコーナー」は「国立天文台のアーカイブ」という
タイトルで中桐正夫さん(国立天文台)にお話しして頂きました。
アーカイブとは古い物を集めるという意味で、ここでは昔の様々な
天体望遠鏡について紹介していただきました。
東京都の三鷹市にある国立天文台は江戸時代の浅草天文台が発祥
であり、よりよい観測環境を求めて東京帝国大学(現東京大学)
内の天文台、港区麻布の東京天文台と引っ越しを繰り返し、現在
の場所になりました。
また、M-V ロケット7号機により打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」
が紹介され、「ひので」の観測によって太陽の表面の映像を見ることが
可能になりました。
太陽は本当に燃えているように見えますね。
今回ご紹介頂いた望遠鏡は国立天文台で見学することができます。
皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
科学ライブショー「ユニバース」では毎週土曜日に様々な
コンテンツを紹介しています。皆様のご来場をお待ちして
おります。