本日の科学ライブショー「ユニバース」は野本知理(千葉大学)を案内役
としてお送りしました。武道館で24時間テレビが行われている中、
たくさんの方にご来場頂きありがとうございました。武道館のスタッフに
来る途中止められたりしませんでしたか?これからも周辺で行われる他の
イベントに負けず、科学技術館シンラドームまでお越し下さい。
ユニバースではアメリカのヤーキス天文台と「ライブ天体観測」として
スカイプや国際電話を使ってショーを行っています。今日はヤーキスの
空も快晴で、ライブショー中に天文台で撮影した画像を送ってもらい、
皆さんにご覧頂きました。星団や銀河がとてもきれいに見えましたね!
図,M13(ヘルクレス座球状星団)
図,M57(環状星雲,リング星雲)
図,M103(カシオペヤ座散開星団)
図,NGC891(渦巻銀河,エッジオン銀河)
みなさんは太陽系から太陽が消えたら、太陽と同じような星が太陽系に
増えたらなんて考えたことはありますか?私は初めて聞いたとき、
どうなるかなんて想像も付きませんでした。今日は案内役がいくつか
選択肢を用意し、皆さんに選んでいただき、その場でリアルタイムの
シミュレーションをして結果がどうなるか見ていただきました。
結果が気になる方はぜひ!ユニバースまでお越し下さい!
本日の「ゲストコーナー」は筑波大学の永井誠さんがお越し下さい
ました。南極の基地と言えば昭和基地が有名ですが、そこからさらに
内陸に1000km、標高3800mほどにある「ドームふじ」をご存じですか?
永井さんたちはそこに電波望遠鏡を設置しようとしています。南極が
とても寒いのはみなさんご存じの通りだと思いますが、それだけでなく
実はとても乾燥していて電波の観測がしやすいのです!計画が
スムーズに進めば、永井さんは来年の2013年に30cmの望遠鏡と一緒に
南極に行くそうです。帰ってきたときにはまた、このユニバースで
その時のお話をぜひ聞かせていただきたいですね。