8月9日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」は、案内役2人での特別編成でお送りしました。
1, 2回めのライブショーは大朝由美子(埼玉大学)が案内役を務めお送りしました。
3回目のライブショーは戎崎俊一(理化学研究所)がお送りしました。「ユニバース」の
創始者の戎崎俊一さんが久しぶりの案内役登板です。
まずは「本日の星空」から。昼下がりの青空。こんな時、星空を眺めるにはどうすればいい
でしょうか?みなさんにその方法をシンラドームで紹介しました。まずは一つめ、昼間の
空で太陽をご覧いただきました。望遠鏡で見た太陽の画像には黒点がたくさん見えます。
この頃の太陽はちょっぴり元気ですね。そして二つめ。時間を進めて東京の星空の
楽しんでいただきました。街明かりの多い東京。どれほどの星が肉眼で見えるのかな…
東京でも、織姫や彦星たちが見える夏の夜空に思いを馳せます。さて、8/12が何の
日かご存知ですか?シンラドームでは少し時間を進め、この日の深夜の星空を先取りしました。夜空を見上げると何やら流れるものが・・・!そう、8/12は流れ星が沢山見えます。
3大流星群の1つ、ペルセウス座流星群ですね。幻想的な映像に会場はどよめきました。
みなさんは流れ星に何をお願いしますか?
さて、そんな幻想的な夜空を見上げた後は昼間に星空を眺める3つ目の方法へ。
地球の夜の世界へと移動です。シカゴにあるヤーキス天文台のKevinさんに登場して
いただきました。「ライブ天体観測」のコーナーです。天文台で撮影された土星、
球状星団のM13、子持ち銀河M51の写真を解説していただきました。海を越えての
セッションはシンラドームならではですね。


saturn.png
図:土星
M13.png
図:M13
M51.png
図:M51

地上からの星空を満喫し、今度は視点を変えてみます。宇宙旅行の始まりです。
太陽系を内側から順に眺めていきました。木星の衛星イオの火山を紹介し、
科学ライブショー「ユニバース」だけで楽しめる土星の環くぐりをしました。
太陽系つながりで、宇宙シミュレーションのコーナーに突入です。もし、地球の
速度が遅くなったら、そしてもし太陽が突然消滅してしまったら、太陽系は
どうなってしまうのでしょうか?その結果はシンラドームで要チェックです。
どんどん遠くの宇宙へ行きます。太陽系の世界を越え、天の川銀河を眺めつつ、
さらに外へ。多彩な色と形をもつ銀河が数多く存在する世界を宇宙の果てまで
遊泳しました。迫りくる星、そして様々な銀河の姿、銀河が群れているために
できる泡状構造の世界を楽しんでいただけたようです。3D眼鏡をかけたみなさん、
手を伸ばして星々や銀河を掴もうとしていました。臨場感あふれる宇宙旅行が
みなさんの一夏の想い出となりますように。
シンラドームでは毎週異なるコンテンツをお届けしています。皆様とお会い
できる日を楽しみにしています。