5月7日@科学技術館

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本日の科学ライブショー「ユニバース」では、野本知理(千葉大学)が
案内役を務め、ゲストに真貝寿明さん(大阪工業大学 情報科学部)を
お迎えして、通常上演と「重力波検出記念特別講演会」の
二部構成でお届けしました。
1回目の通常ユニバースでは、まず「重力の不思議」からスタート。
3Dの分子をドームいっぱいに映して、なんの分子か当てるクイズを行いました。
水に始まり、様々な食品や調味料に含まれている分子を紹介していきました。
本日ご来場いただいた方は難しい分子もどんどん当てしまうのでびっくり!
続いて、「恒星間飛行」のコーナです。まずは地球から一番近い恒星αケンタウリに
飛んで行っていき、地球から見える星座の形とどのように違うかを確かめてみました。
さらに「もしシンラドームが光速の80%で飛べる宇宙船だったら」という
シミュレーションで、オリオン座にあるベテルギウスまで星間飛行をしました。
星の間をどんどん飛んで行く様子に客席からも歓声が上がっていました。
また、時間を過去へ巻き戻し、星たちの動きにも注目。何万年もさかのぼると、
現在見ることができるおなじみの星座の形が変化していたり、とても明るい星
が増えていたり、過去と現在の星空の違いがよくわかりました。
最後は、「重力の不思議」のコーナーです。太陽系内惑星の運動シミュレーションを
用いて、太陽を消したり、増やしたりすると惑星たちはどうなってしまうのか
実験しました。
終盤には会場の皆さんの好きなところに太陽を4個増やしてみました。惑星たちの
奇想天外な動きに、客席からは思わず笑いがもれていました。
「ゲストコーナー」では、真貝さんに
「アインシュタインが予言して100年、ついにとらえた重力波」と題して
お話いただきました。
重力波とはなにか、直接検出されるということがどれだけすごいことなのか…
詳しくは重力波検出記念特別講演会をご覧ください。
科学ライブショー「ユニバース」は、毎週土曜日に様々なゲストをお招きして、
科学にまつわる最新の話題をお届けしています。
ぜひ、科学技術館4階のシンラドームへお越しください。