5月7日@科学技術館

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来る7月、竹取物語を原作に、日本舞踊協会による新作公演「かぐや」が上演されます。
竹取物語といえば、月から来たかぐや姫をすぐに思い出されるのではないでしょうか。
そこで本日は竹取物語をテーマに舞踊と科学のコラボレーションとして、
シンラドームの宇宙映像を背景に日本舞踊を踊るという初の試みを特別番組としてお送りしました。
地球から月を見ると、いつも同じ模様が見えます。それは逆に言うと、
月の地球に向いている面からは、いつも地球が見えているということです。
かぐや姫が見ているはずの月から見た地球は毎日どんな姿でどんな変化をしているのか。
本日は時間と共に満ち欠けする地球が見える月面の空の再現を行うとともに、
竹取物語ができた平安時代、そしてもっと昔、ピラミッドが出来た頃や、
人類誕生の頃の星空・星座はどんな形だったのか遡って見ていきました。
そんな科学の話題を案内役:野本知理(千葉大学)が紹介した後、
いよいよ宇宙を背景に日本舞踊協会による「かぐや」の踊りです。
広大な宇宙の姿を背景に、幻想的でゆったりとした音楽に合わせ、
優雅に踊るかぐや姫はとても神秘的で、お客様も不思議な感覚に
なったのではないでしょうか。
7月15日から7月18日までの公演では、月にいたかぐやが地球に
来て何を思ったのか、この地球に住む我々をどう感じたのか、
そしてイケメンな帝との恋など、魅力溢れる新装版竹取物語を
されるとのことです。
興味をお持ちになられた方は、日本舞踊協会HP(www.nihonbuyou.or.jp/)をご覧下さい。
また当日の日本舞踊協会による「かぐや」の踊りはYOUTUBE(http://www.youtube.com/watch?v=RD624fVhJuk)でも公開されております。
こちらもぜひご覧ください。


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写真:上演後の写真(かぐや制作スタッフ様、案内役、ちもんず)