4月21日@科学技術館

投稿者:

本日の科学ライブショー「ユニバース」は、矢治健太郎(済美教育センター)が案内役を務め、
東京理科大学理工学部から幸村孝由さんをゲストにお迎えしてお送りしました。

本日の「ユニバース」は「太陽系の姿」から始まりました。太陽系の土星といえば環(わ)を持つことで有名ですが、実は木星、天王星、海王星も環を持っています。

「本日の星空」では、しし座・おとめ座・うしかい座といった春の星座を中心に紹介しました。また、夜明け前の時間には火星や土星といった惑星が東の空にのぼってきます。早朝に起きるのは大変ですが、ぜひ挑戦してみてください。また7月末には火星の大接近を迎えます。

今日は平日の寒さが嘘のような陽気でした。宇宙にも春のような穏やかな面が感じられるということで、「ゲストコーナー」では幸村さんに「春うらら、宇宙もうらら?」というタイトルでお話をしていただきました。
最初にX線という光の話をしていただきました。
宇宙の星は、その温度によって違う色の光を出します。温度が低い星は赤色に、1万度を超えるような温度が高い星は青く光ります。そして、より熱い星はX線という人間の目には見えない光を出します。幸村さんによるとX線を出す星は意外と多いそうです。星座をつくる星だけでなく、太陽もコロナがX線を出すことで知られています。
次に少し話題を変えて、ブラックホールを紹介していただきました。ブラックホールは何でも飲み込んでしまう星として知られています。ブラックホールがほかの星を吸い込むと、吸い込まれたものがブラックホールの周囲につくられる円盤の中でこすれて熱くなります。そして、100万度以上になってX線を出すそうです。また、ブラックホールは星を吸い込むだけでなくジェットを出します。ジェットはブラックホールの中心から1秒間あたり100万mの速度で飛び出します。人類最速のウサイン・ボルトの速さが1秒間あたり10mの速度ですからとても速いことがわかりますね。
では、X線はどうやって観測しているのでしょうか。X線は地球の大気の層に吸収されてしまうため、地上からは観測することが難しいそうです。なのでX線を観ることができる望遠鏡を地球からおよそ500km位離れた上空に打ち上げて、宇宙から観測しているそうです。現在はXARMというX線望遠鏡の打ち上げが2021年度に計画されています。

本日はこの他に「最新の太陽」「宇宙の果てへ」をお送りしました。

科学ライブショーユニバースは毎週ことなる科学の話題をお届けする科学ショーです。
土曜日の午後は科学技術館4階のシンラドームへお越しください。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です