11月10日@科学技術館

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 本日の科学ライブショー「ユニバース」は、亀谷和久(国立天文台)が案内役を務め、
ゲストは藤原英明さん(国立天文台ハワイ観測所)にハワイから遠隔出演していただきお送りしました。
 今回は記念すべき回、なんと2008年に会場がシンラドームに改装されて以来お送りする科学ライブショーは1000回目の上演を迎えました!!!
また、それ以前も含めると、1996年以来2200回以上の上演を続けています。
ライブショーの初めには、多くの観客と一緒に写真を撮影してお祝いしました。
 さておき内容は通常のユニバースです。まずは、夏の星座から冬の星座にかけて今日見える星空を紹介して行きました。
その後は太陽系の惑星たちを紹介し、銀河の果てまで飛んでいき大規模構造を見ていきました。
 ゲストコーナーでは藤原さんに「20周年を迎えるすばる望遠鏡」というタイトルでお話ししていただきました。
 マウナケア山は日没が非常に綺麗なことが有名で、夜には満点の星空が見ることができます。
また、山頂付近には天体ドームがたくさん建設されていて、天体観測の最先端基地です。
そんな天体ドームのうちの一つが、すばる望遠鏡です。望遠鏡を覆うドームは45mと非常に巨大で、望遠鏡自体も鏡口径が8.2mもあり、専用カメラでも2mもあるんです。
 すばる望遠鏡は20年前に建造され、いろいろな装置が取り付けられ、また改善されています。
2013年には特別な新しいカメラHSCを導入しました。高さ3m、重さ3tの巨大な”眼”は他の望遠鏡ではできない広範囲の撮影が可能となります。
 これらの装置を使って、様々な観測を行なっています。
ひとつは、ダークマター探し。宇宙には自ら輝いている星の他に、光っていない物質がたくさん存在しています。
天体が放つ光の歪み方を観測することで、ダークマターの分布(地図)を得ることができるんだそうです。
 また、太陽系の惑星探しも行なっています。時間を離して撮影した画像を比較することで、移動している星を探すことができます。これにより、太陽系の小惑星を見つけることができるのです。
新たに見つかった天体は直径300kmの比較的大きく、しかも冥王星より遠い軌道を持つもので、なんと太陽の周りを回るのに4万年かかるそうです。
これらの観測成果を整理していくことで、太陽系がどうやってできて、どういう歴史を歩んできたのかを考えることができるようになります。
 20周年を迎えるすばる望遠鏡の今後の活躍に期待です!
ウェブサイトでも活動の紹介をしているので是非チェックしてみてください。
https://subarutelescope.org/j_index.html
 科学ライブショー「ユニバース」では毎週様々なゲストをお呼びして科学の話題をお送りしています。
ぜひ科学技術館4階シンラドームへお越しください。

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